28日投開票が行われた沖縄県知事選挙は、社民党などが推薦する伊波洋一(前宜野湾市長)候補が惜敗し、仲井真弘多知事の再選で決着しました。悔しい結果です。当選した仲井真氏も普天間基地の移設は「県外移設」を公約しました。政府側は結果いかんにかかわらず「日米合意」を盾になりふり構わず普天間の名護市辺野古への移設を沖縄県民に求めてくることは必至ですが、打開策が見いだせているわけではありません。本土の私たちを含め、普天間の海外移設・基地縮小を求める国民世論がカギです。
この1週間はあわただしく過ぎました。22日月曜日には、現在地で建設するとした市民会館の建て方の案が示されました。第一庁舎と市民会館を独立した建物で併設する案と、両施設のロビーなどを共有とし一体的な建物として建設する案の2案です。また、メインホールの規模は1,300人と縮小されました。決定的な違いは、メインホールの舞台を1階(地上面)とするか2階(トラックリフトが必要)とするかにあると受け止めています。両案には長短があるのですが、私は、第一庁舎ではワンストップ・サービスの市民サービス向上が図れるのか、市民会館は市民の芸術文化活動の日常的な拠点として機能できるのか、イベント主催者側の利便性が確保されるのかといった視点からの検討が重要であると考えています。さらに市民合意について、『広報ながの』での号外発行や市民説明会の開催を通じて十分に理解を求めていく取り組みが不可欠でしょう。
23日は所用で東京の娘たちを日帰りで訪問。24日は議会運営委員会で30日の臨時議会、12月2日からの定例会の議事運営について協議。この委員会では、先の委員会での議会活性化の視察をどのように活かしていくのか、さらに議会基本条例を制定して1年が経過する中で、取り組みの検証を議会運営委員会として行い、全体化していくことを提案しました。
24日夕刻には屋代線存続で申し入れ、そして25日は長野電鉄屋代線活性化協議会、翌26日は公共交通対策特別委員会、これらの様子は既にアップ済みです。そちらをご覧ください。
27日は、社民党県連の組織財政強化委員会の会合の後、午後には安茂里地区の青少年健全育成住民大会に。
小・中学生の子ども会への期待、そして長野工業高校の校外活動の報告、さらに親としての取り組み報告など活発な意見交換が行われました。とりわけ、「子ども達しかいない時の防災・防犯活動を子ども会で」との提案は、子ども達の目線からの提案で、「そうだよな~」と納得しながら聴き入りました。子ども達を主役とした健全育成住民大会ですが、大人にとっての刺激、勉強の場に…。安茂里地区の取り組みで特筆すべきは、住民自治協議会主催のアモーレフェスタなどで、地域の工業高校の生徒会の皆さんが(今年は裾花中学校生徒会も参加)企画運営に参画するとともに、ゴミ清掃や夏祭りを地域と一緒に取り組んでいることです。学校の外で地域と結ばれていることがポイントです。
28日の日曜日は竹内久幸県議の後援会の総会と交流会。ここで竹内県議が正式に県議選出馬を表明、来春に向けて忙しくなります。
こうしたいろんな行事の合間を縫って、「市政直行便」を地域配布していますが、なかなか終わりそうにありません。気持ちは焦っているのですが…。
北朝鮮の韓国への砲撃で、一挙に緊張感が…。米韓合同軍事演習への対抗措置ともされていますが、民間への先制無差別攻撃は断じて許されるものではありません。南北朝鮮の冷静な自制を強く求めたい。
さてさて、今週からは議会です。12月議会に向けては、25日に連合推薦議員の懇談会、26日には地区労組会議や市労連の皆さんと市政協議会を開き、課題を意見交換しました。12月議会では一般質問はありませんが、約22億円の補正予算案の審議をはじめ、市民会館、屋代線、権堂再開発、ごみのポイ捨て防止条例、廃棄物の適正な処理の確保条例、指定管理者の指定などなど課題山積です。
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