25日、安茂里公民館で安茂里地区校長会と住民自治協議会の共催による「児童生徒の健全育成を進める会」が開かれ、参加しました。今年の登板校は裾花小学校で、ポプラマーチングバンド部の演奏と6年生の「絆田んぼでのコメ作り」「フードアクション日本」と題する食育に関する発表が行われました。
震災復興をテーマにしたマーチング演奏は、あったかく迫力のあるものでした。また、総合学習として行われた「フードアクション日本」は篠原・農政副大臣を教室に招いての学習の紹介でなかなか興味深いものでした。今では、一級建築士などを招いての「キャリア学習」に発展しているそうです。
溌剌と輝く子ども達の姿に感動です。自らを受容できない子らが増えている中で、子ども達の健やかな成長は、誰しもの願いですが、子ども達の目に映る混沌たる大人社会は、情けなくなるほど歪んでいます。尤も嘆くだけでは何一つ変わりません。変える力を持ち合わせなくてはなりません。想像力、自立力…地域社会の底力が試される時だと思います。なんて、とりとめのない挨拶をさせてもらいました。
また、3.11大震災を踏まえ、「子どもたちの在校時の安全、通学時の安全、そして子ども達が一人でいる時の安全を総合的に考えていくことが重要。特に子どもたちだけで過ごしている時間帯の安全を支えるのが地域社会。見守り寄り添う近隣関係を地域の中で創り直し、子ども達と一緒に大人も成長する地域を創っていくことが地域防災力にもつながる」ともお話しさせていただきました。
議員としては、子育ち・子育て支援を柱に挨拶すべきだったのでしょうが、一人の大人としての子ども達への責任みたいな挨拶になってしまい、反省しています。