11日、市議会議員を対象とした庁舎・芸術館の内覧会が行われました。
波紋を広げている芸術館大ホールの「見切れ席」、こんな感じです。
2階席の右端の「33列67番」と「34列65番」の座席から撮った写真です。
舞台の半分が見ることができません。
建設事務局では「改修を検討する」としているのですが、現場に立ってみるとどんな改修ができるのか、素人目にはわかりません。
「安全性能を優先するか、芸術性能・鑑賞性能を優先するか、両立できる工夫はないのか、思案のしどころ」と記しましたが、専門家の知恵に期待したいと思います。
私的には、安全性を優先して、「見切り席」を告知し、多少なりとも料金の安い席として理解を得る方法でやむを得ないのではと思います。
ただし、マックスで90席というのは、何とか改善できないのかとも思います。
大ホールの壁面は、長野市の山並みが表現され、ホール全体は木のぬくもりが感じられるシンプルなデザインです。
内壁と床には県産のクリ材が、椅子にはメープル、ステージ(舞台)にはヒノキが使用されているそうです。
床面がカーペットではなく県産材の木材である点は魅力です。音響効果も良いそうです。
新しい市民芸術文化の拠点として花開くことに期待したいものです。
新庁舎8階の議場や7階の議員控室、2階の総合窓口などの写真です。