穏やかな三が日です。
3日午後、恒例の安茂里地区の成人祝賀会が催され、220人の新成人が集いました。
過去最高の参加者のもと、10人の新成人代表が運営する素晴らしい成人式祝賀式でした。
裾花中学校時代の恩師の皆さんからも祝辞が披露され、会場の新成人からは「ありがとうございます」の感謝の言葉が飛び交いました。
何だか、とてもうれしく感じた瞬間でした。
来賓の一人として、若者達にエールを送らせていただきました。
毎年、変わり映えはしませんが、心からのエールです。
新成人の皆さん、おめでとうございます。
成人を迎えた皆さんの前途が、平和で希望に満ちたものであることを心から願い、エールを送りたいと思います。
本来、皆さん、若者の特権は、失敗しても何度もやり直しができ、前途に無限の可能性が広がっていることにあります。
しかしながら、現実は、拡大し続ける貧困・格差、非正規雇用の拡大、過労死、雇用のブラック化といわれる厳しい情況にあります。多くの若者が、学業、就職、結婚、子育てに、不安を抱え希望を見いだせずにいるのではないでしょうか。
だからこそ、皆さんには、世の中を変える力、変えることができる力を信じ、チャレンジしてもらいたいと願います。
また、「平和」も重要な課題となっています。今年は日本国憲法が施行されてから70年目の節目を迎えます。「二度と戦争をしない、させない」と誓った平和憲法の原点に立ち返り、皆さんととともに、命をつなぎ、平和な時代を創りだしたいと願います。
さて、昨年夏に行われた参議院選挙では、選挙権を行使されたでしょうか。
政治は、他人ごとではありません。日々の暮らしに深く結びついています。
若い皆さんが、政治やさまざまな分野に関心を持ち、ともに社会を変えていく力となることを願ってやみません。
結びに、皆さんのご両親をはじめ、皆さんの成長を見守っているすべての人々に「ありがとう」の感謝を忘れず、社会生活の中で自分を見出し、未来に向けて、一歩一歩着実に前進されることを心からご祈念申し上げ、祝辞といたします。
本日は誠におめでとうございます。
宮下健司・安茂里公民館長の式辞は、今年も秀逸でした。
時代への視座に感じ入りながら聴かせていただきました。
昨年の式辞をこのブログで紹介させいていただきましたが、今年も原稿をいただき紹介したいと思います。
新年度から、長野市立安茂里公民館は住民自治協議会が指定管理者となり運営されることになります。
12月議会では、指定管理者への移行が議案となり、住自協の皆さんの真摯な検討と決定を尊重し、賛成してきました。
社会教育法に基づく生涯学習の拠点として、そして若者たちも集い合う拠点として発展することを心から願っています。