社会民主党長野県連合は26日、「アベ暴走政治STOP!参院選に勝利し、平和憲法を守り抜こう」をスローガンに、第24回定期大会を長野市内の県労働会館で開きました。
日本社会党長野県本部から社会民主党長野県連合に党名変更して20年、そして、憲法違反の戦争法施行の前夜ともいうべき時期に開催することになった定期大会は、戦争法廃止!立憲主義と民主主義、恒久平和主義を日本の政治に取り戻す参院選の勝利に向けた総決起的な意味合いを持つものです。
18日に政策協定に合意し推薦決定した参院選長野県区予定候補者の杉尾ひでや氏が来賓として出席、「合意・調印した政策協定を実現することが私の使命。安倍政治の暴走を食い止め、自民党の一強支配体制を打破するため、全力を尽くす。民主党の予定候補者ではあるが、野党統一候補者であることを重く受け止め、自公政権に対決する良識ある市民、生活者の代表として、議席獲得に向け頑張り抜く」と決意表明。
社民党全国連合からは、又市征治幹事長(参議院議員)が駆けつけ、安保法制の廃止・国政選挙での連携に合意した5野党・党首会談に至るプロセスで社民党が果たした役割を報告しながら、社民党は、いわば薩長同盟における坂本竜馬的な役割を担っている。ここで、わが社民党が党首、副党首を落とすようなことがあってはならない。何としても全国250万票、3議席以上をめざし、まさに死力を尽くす選挙だ」と強調、1970年代の資本側の生産性向上運動をめぐる国労マルセイ反対運動が1974年春闘のゼネストに発展した取り組みを例に挙げ、「座して死を待つより、立ち上がって闘おう」と檄を飛ばしました。
また、衆参同日選挙について「安倍首相は本気で同日選に持ち込もうとしている。6月1日解散が考えられる。衆院選に向けた野党間の候補者調整が課題だが、難航は予想される。むしろ、北海道5区と京都3区の衆院補欠選挙に野党が勝ち、同日選の野望を砕くことがまず必要」と述べました。
参院選まで100日余。
何としても安倍政治の暴走を食い止めなければなりません。
「選挙区は杉尾」「比例区は社民党」への支持を広げていくことがカギです。
大会は、運動方針案の討論で、若い世代の発言もあり元気づけられました。
任期満了に伴う役員改選が行われ、竹内久幸代表(県議会議員)をはじめ三役は基本的に留任することになりました。
私は、引き続き副代表の任に就きます。
社民党の未来を切り拓くことが日本の政治の未来を切り拓くことに確信を持って、がけっぷちの参院選に臨みたいと思います。