つながろうフクシマ!ひろげよう脱原発!3.13長野行動

 3月13日午後1時から南千歳公園で「福島原発事故から5年…つながろうフクシマ!ひろげよう脱原発!3.13長野行動」と銘打った集会とパレードが取り組まれました。原水禁や市民運動団体で構成する実行員会の主催によるもので350人余の市民が結集しました。
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 3月9日には、大津地裁が関西電力高浜原発3、4号機の運転差し止めを命じる決定をしました。
 原子力規制委員会の新規制基準の審査に合格し再稼働した原発に対して初めての差し止め決定であり、また、稼働中の原発を停止させる決定としても初めてのことです。住民の不安や懸念を受け止めた画期的な決定です。政府と原子力規制委員会、関西電力は、今回の差し止め決定を真摯に受け止めるべきです。
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 犠牲者の皆さんへの黙とうで始まった集会には、京都大学原子炉研究所で助教を務め、昨年3月に定年退職し松本市に移住された小出裕章さんのメッセージが届きました。
 この日、松本の集会に参加している小出さんは、「…日本で原子力を進めてきた国や電力会社は、福島原発事故のような破局的な事故は決して起きないと言い続けてきましたが、残念ながら、事故は事実として起こりました。事故が起きないというのは、原子力を推進してきた人たちの単なる願望にすぎません。福島の事故は原子力推進派による人災です」
 「…事故当日発令された原子力緊急事態宣言は未だに解除されておらず、今は「緊急事態」という理由で、被曝に関する法令が停止され、5年経った今も、赤ん坊を含め汚染地帯で人々が生きざるをえない状態が続いています。…強制的に故郷を追われた人、自力で避難した人、避難できないままおセンチで暮らし続けている人、すべてが仁斎による被害者です。団結して加害者と闘うことこそが必要です」と訴えました。

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