認知症高齢者の行方不明情報を掲載します。手がかりとなる情報をお願いします。
7月25日午後から安茂里犀北団地にお住いの広瀬春子さん(ご家族のご了解を得て実名で掲載します)が行方不明のままとなっています。81歳の女性で、要介護度2、認知症です。
過去、徘徊と思われる行動で、数回に渡り保護された経験をお持ちです。最近では、実家のある栄村や三輪で保護されています。
【広瀬春子さんの行方不明時の情報】
身長145㎝、白のブラウス、薄青色ズボン、茶色の短靴。ご家族から提供いただいた下の写真は最近のものです。
行方不明以来、防災無線による情報収集、ご家族、地元住民による懸命な捜索活動が続けられましたが、有力な目撃情報が無いまま推移。ご家族の強い要望で消防団に捜索活動を依頼、30日には、消防団をはじめ、消防署、警察による大かがりな捜索が行われましたが、残念ながら発見に至りませんでした。
有力な目撃情報がない中で、捜索を引き受けていただいた消防安茂里分団をはじめ、関係者の皆さんには改めて感謝申し上げます。
ご家族のつらい心情は察するに余りあります。早期発見に望みを託しているところです。
もっと早くにアップし、広く情報提供を求めるべきところでした。
今回の認知症高齢者の徘徊、行方不明の問題を踏まえ、早期発見を願いつつ、認知症施策の推進、徘徊事故の防止に向けた取り組みを市議会で質問しました。
以下の部分を訂正します。(8月11日)
私の早とちりもあったのですが、市の高齢者福祉課のアドバイスは、「長野市の高齢者福祉課から県を通じて県内の高齢者福祉部門に”長野市内の認知症高齢者の行方不明情報を通知し、情報提供を呼びかけることができる”というものでした。10日夜にご家族に確認の上、県内市町村に連絡してもらいました。
厚生労働省の『行方のわからない認知症高齢者等をお探しの方へ』特設コーナーは、「行方不明となった認知症高齢者等が、身元が不明のまま、各市町村において保護されている場合に照会に対応」するもので、身元確認を目的とするもので、行方不明の認知症高齢者の情報を提供するものではありませんでした。
県警では、『行方不明の人を捜しています』というコーナーが生活安全課のページに設けられていますが、行方不明者の相談受付のみで、行方不明者の情報を広く公開し情報提供を求めるものではありません。
したがって、認知症高齢者で行方不明となっている方の情報を広域的に収集し、早期発見につなげる仕組みは、まだ構築されていないということです。これからの課題といえます。
次のインデント部分は、間違いです。でも、厚労省で身元確認のための特設コーナーが設けられていることは、知っていて良い情報なので、あえて削除せず残すことにしました。
今日、高齢者福祉課から「国が昨年から『行方のわからない認知症高齢者等をお探しの方へ』として、身元不明の認知症高齢者等に関する特設サイトを開設、広域的な情報提供を求めている。長野県に情報提供し、県内市町村をはじめ広域的な情報収集につながるのでは」との教示をいただき、ご家族に確認の上、長野市を通じて県のホームページ上に情報提供することになりました。
【長野県のページ】身元不明の認知症高齢者等に関する情報
ご家族は、直接、栄村にも出向き、実家跡やお墓の周辺を訪ねるとともに駐在所にも情報提供をお願いされています。
国・県において、認知症高齢者の行方不明に関する広域的な情報提供の仕組みが始まっていることを承知していませんでした。申し訳なく思います。
既に2週間以上経過していますが、記憶に残る情報があれば、ぜひお寄せいただきたいと思います。