6月8日午後、安茂里差出南の旧食肉センター跡地で整備中の「安茂里地区公園(仮称)」に、四阿(あずまや)を設置するにあたり、安茂里住民自治協議会で市内の公園の四阿を視察しました。
公園緑地課の皆さんに案内してもらいながら、吉田のひろまち里山公園、稲田エノキ公園、徳間の石原田公園、一里塚公園などの施設整備状況を見て回りました。写真は回った順番で掲載。
四阿は2.6m四方のほぼ規格のものになるのですが、路面や屋根の素材、ベンチやイスの部材・配置はそれぞれです。
約4500平方メートルで街区公園となる安茂里地区公園の整備は、H24年度の盛土から始まり、シンボルツリーの植樹、園路整備、トイレや水場の設置などがようやく完了した段階で、これから、四阿やベンチの設置、遊具や駐車場の整備、段階的な植栽の拡大となります。H29年度完成という極めて「遅々たる」歩みで整備が行われているものです。
篠ノ井中央公園など大規模な都市計画公園の整備が優先されているとみるのは私だけではありません。
既に一部供用が始まってはいるものの、未だ公園らしい風景とはなっていません。下の写真が現在の「安茂里地区公園」の様子と設置されたトイレです。
そもそも、安茂里地区では差出中区に1ヘクタール以上の「都市計画公園」が計画されていましたが、すでに住宅密集地となっていることから、事実上、整備は困難と判断され、その代替公園として整備されることになったものです。
旧食肉センター跡地は当初、第四学校給食センターの建設候補地とされた経過もあり、紆余曲折を経て、住民自治協議会の取り組みを通して実現にこぎつけたものです。
この間、早期完成をめざし予算の前倒し確保を強く求めてきていますが、なかなか難しい状況です。
この日も、同行していただいた公園緑地課の課長補佐に改めて早期完成を求めさせてもらいました。
地元では、「公園愛護会」が結成され、草取りや清掃に取り組まれています。
差出南区を中心とする地元の皆さんの熱意と活動に頭が下がります。
1日も早く早期完成に向かうよう力を尽くしたいと思います。