30日、「戦争法案阻止!格差是正!安部暴走政治STOP!平和憲法を活かし、いのちと暮らしを守る政治を実現しよう」をスローガンに、社民党長野県連合第23回定期大会を開きました。
昨年末の総選挙、4月の統一自治体選挙の厳しい戦いの教訓を踏まえ、来夏の参院選に向けた取り組みを中心とした運動方針を決定しました。
参院選に向けては、「公認候補擁立を基本に、安保法制阻止、脱原発をめざす市民運動と連携できる候補を擁立する」方針を掲げました。
しかしながら、「一票の格差」是正を巡る参院選挙制度改革において、定数削減や合区など流動的な要素を残しつつも、長野県区が定数減となることが確実視される中、「定数1」における県区の闘い方について深く検討していくこともあわせて確認しました。
出席した吉田忠智党首は、「迫る参院選は戦略的な戦いが問われる。護憲・リベラルが結集する闘いをめざす。(比例選出改選議員である)私も、選挙区の候補者の一人であるとの厳しい認識のもとに候補擁立に全力をあげる」を述べました。
新たな格差と貧困が広がり、平和国家・日本の根本が揺らぐ時代局面にあって、社会民主主義的政治潮流の存在は欠かせません。
しかし、社民党が社会民主主義の潮流を代表する政党になり得ていない厳しい現実があります。
こうした局面を踏まえ、社民党自身の主体性の強化だけでなく、立憲主義に立つ政治潮流の本流化をめざし護憲・リベラル勢力の結集を図らないことには、日本の未来は創り出せないと考えています。
大会では、2人の公認候補を擁立して戦う今秋の長野市議選の勝利に向けても意思統一が行われました。
頑張らなくてはなりません。