2011年3月11日の東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から4年目を迎えました。
再び巡ってきた「3.11」。
被災地では「あの日」と同じように雪が舞いました。長野も雪舞う中です。
今日は午前中に本会議、午後からは公共交通対策特別委員会の審議。
午後2時46分は、委員会が終わり、長野市議会の控室で迎えました。市役所の庁内放送に合わせ黙とうを捧げました。
東日本大震災では未だ、岩手、宮城、福島をはじめ、6つの県で2,584人の方の行方が分かっていません。死亡が確認された人は、岩手、宮城、福島など12都道県で、1万5,891人となっています。
そして、未だ23万人が避難し、仮住まいを強いられています。
被災地の復興は道半ばであり、被災者への賠償や支援も未だ不十分のまま。国や東京電力の果たすべき責任は重大です。
特に、福島第一原発事故は4年を経ても収束の見通しはなく、今現在も放射能を垂れ流し続けています。除染作業も進まず、廃炉の見込みすら立っていません。
にもかかわらず、安倍内閣は原発輸出を成長戦略の一つに掲げ、原発再稼働へとひた走っています。原発・核と人類は共存できないこと、原発から排出される使用済核燃料の処理は不可能であることを直視すべきです。
犠牲者の無念と遺族と被災者の癒えることのない心痛を思うと、心が痛みます。
4年経った「被災地の今」をしっかりと心に刻み共有したいと思います。