【災害見舞金】
長野市独自の災害見舞金は3万円になりました。
神城断層地震により居住住宅に一定の被害を受け、固定資産税の減免対象になるにもかかわらず、長野県の「住宅再建のための支援策」の対象にならない世帯に限定するもので、条件はかなり厳しいものとなっています。
資産税課の調査で「半壊ではないが使用目的を損じている」と判定された住宅を対象とするもので、物置やブロック塀等の住宅以外の建造物の被害は対象としないとされます。
屋根瓦の損壊等も程度によっては対象にならないとされています。
900世帯分を予算化しますから、柔軟で温かい対応を求めたいと思います。
【利子助成】
また、被災した住宅を復旧するために、住宅金融支援機構の災害復興住宅融資を受ける市民を対象に、基本融資額に対する利子の一部を助成します。
年利1.1%の内0.6%分を助成するもので、全利子分の4割に相当するとしています。
【10億2,200万円余の補正予算、地震災害に7億4,600万円】
議会最終日の16日に、災害復旧・被災者支援のための補正予算案が提出されることになりました。
人事院勧告に伴う職員人件費等の追加分を含むもので、災害対応分は7億4,600万円余となります。
内訳は
➊災害見舞金(3万円×900世帯)=2,700万円
➋災害復興住宅建設事業補助金(利子補給)=2,320万円
➌職員の災害対応業務に係る時間外手当等=2,000万円
➍被災道路・河川の復旧事業=4億6,750万円
➎公営住宅や中学校などの被災施設の災害復旧事業=1億5,500万円
【長野市社協の災害見舞金】
長野市社会福祉協議会においても災害見舞金制度があります。
詳しい問い合わせは長野市社会福祉協議会へ。☎026-225-1234