台風19号の行方と被害が心配される中、11日、長野県北部で13時にマグニチュード7.5の地震が発生し最大深度6強を観測、建物倒壊、同決壊、火災発生という事態を想定した小市区防災訓練が実施されました。約200人の区民が参加しました。
題して「ご近所の底力を試す訓練」…住居から随時集まり避難所である安茂里体育館への避難、怪我人の搬送、消火器や消火栓の使用、簡易土嚢の設置、煙体験、AEDや胸骨圧迫などによる心肺蘇生、DIG訓練など、多彩な訓練が行われました。
御嶽山の噴火災害をはじめ、大雨による広島市や南木曽町での土石流災害が相次ぐ中、緊張感ある訓練となりました。
小市区は、北側に土砂災害警戒区域及び特別警戒区域が設定され、南側では犀川の洪水被害が想定される地域で、地震災害の備えとともに集中豪雨災害への備えが現実的な課題となっています。
こうした訓練が、いざという時に活かされることを願います。