恩人の急逝

 川中島バス労働組合の書記長、委員長を務め、長野私鉄県連書記長・委員長、長野県平和・人権・環境労働組合会議議長、全労済長野県本部理事長などを歴任し、社民党大北総支部並びに2区支部連合の代表でもあった伊藤晃二さん(大町市在住)が21日夕方急逝されました。享年70歳。

 早すぎます。突然の訃報に愕然としながら、23日は通夜に、24日は葬儀告別式に参列してきました。

 今どきの労働組合幹部では少なくなった“親分肌”の幹部で、とびっきり厳しく、とびっきり優しい、そんな人でした。「晃ちゃん」の愛称で誰からも親しまれてきた先輩です。

 「よぉ、布目ちゃん」とはにかんだような笑顔で声をかけてくれた温かい姿が忘れられません。

 私にとっては、市議会議員になる以前から交友を深めさせていただき、市議に挑戦する際には、公私に渡り支えていただいた恩人です。
 最後にお会いしたのが3月。「あんなに元気だったのに…」と悔やまれます。

 長野県労働運動の牽引役がまた一人旅立ちました。

 遺志を継いで力を尽くすことを誓いたいと思います。合掌。

 夜には、北信地区憲法を守る会が主催した「市民の憲法講座」の講師に招かれ中野市へ。
 憲法の解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認する閣議決定への秒読みが始まる緊迫した状況の下で、1時間半ぐらい、集団的自衛権行使容認の問題点と私たちの課題をテーマにお話ししました。

 この学習会が先約で入っていたため、若穂地区住民自治協議会の長電バス廃止問題の住民集会には顔を出せませんでした。
 長電バス不採算路線の廃止問題を協議するため、26日に開かれる「長野市地域公共交通会議」は傍聴する予定です。

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