6月市議会が終わりました

 6月市議会定例会は20日、3億9,100万円余を追加する一般会計補正予算案や公共施設適正化検討委員会設置条例案、人権擁護委員を新たに推薦する人事案など、市側が提出したすべての議案を可決し閉会しました。
 私は市提出議案は全てに賛成しました。

 議員提出の議案では、「集団的自衛権の行使容認に関して、十分な国民的議論と国会での慎重審議を求める意見書」をはじめ、請願に基づく「鳥獣被害防止に充てる国交付金の拡充など捕獲促進体制の強化を求める意見書」「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書」などは全会一致で可決しました。

 一方、請願に基づく「地域包括ケアシステム構築のため地域の実情に応じた支援を求める意見書」は賛成多数で可決、注目の「長野市議会の議場に国旗および市旗の掲揚を求める請願」も賛成多数で可決されました。
 私は、この二つの議案には反対しました。

 さて、これまでに「6月市議会の論点…一般質問から」を2回にわたりまとめてきましたが、6月市議会を振り返っての論点・焦点を順次まとめ報告していきたいと思います。思いつくままに…。

「議場に日の丸」…反対討論[6月21日にアップ]
「集団的自衛権の行使容認」…慎重審議を求める意見書採択の顛末[6月22日にアップ]
➌公共施設適正化検討委員会が設置…公共施設の見直しの課題
➍長野市のシンボル・ロゴマークの決定…透明性に課題残る
➎スタートした地域おこし協力隊…課題を探る
➏庁舎・芸術館の駐車場整備…750台確保の見通しと有料化
➐小規模工事・随意契約70万円への引き上げ…効果と課題
➑長電バス不採算路線の廃止…問われる経営努力
➒医療・介護制度の改悪…新たな介護難民

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