国民の知る権利を奪い、民主主義を破壊する特定秘密保護法案は、12月6日の国会会期末に向け、衆議院での強行採決に続き、参議院でも強行が目論まれています。
「もの言えぬ社会」を作り、戦争する国への転換を図ろうとする暴挙を世論の力で食い止めたいと切に願います。
自民党、安倍総理が取り戻したいのは「戦前の日本」にほかなりません。その一端が、自民党・石破幹事長の「デモはテロ」とした発言にも象徴的に表れています。撤回されたとはいえ断じて容認できるものではありません。
デモは憲法で国民に保障された表現の自由の発現です。「特定秘密保護法ではデモもテロ行為として監視対象にしよう」との本音が出たものといわなければなりません。
5日には、参院特別委員会での採決強行が想定されます。
5日午後6時から南千歳公園で、特定秘密保護法の制定に反対する緊急集会を護憲連合の主催で開きます。駅前付近までデモ行進も予定しています。
私自身は、佐久地区護憲連合の不戦集会・秘密保護法反対集会に講師として参加するため、長野の集会には顔を出せませんが、裏方で準備をしているところです。
市民の皆さん、5日は南千歳公園に集まり、秘密保護法反対の声を一緒にあげましょう。
ところで、共同通信の配信によると、来年2月頃、新潟県妙高の関山演習場と群馬県相馬原にある陸上自衛隊第12旅団司令部・駐屯地で、オスプレイを使った日米合同訓練が計画されているとのことです。信毎の記者から第一報が入りました。
相馬原と関山を結ぶルートにおいて、まさにオスプレイが長野県・長野市上空を飛行することになりはしないのか、厳しくチェックすることが必要です。
このままでは、特定秘密保護法違反に問われてしまいますかね!?
なんか、一挙にきな臭い世の中に突き進んでいるようです。
市議会は、明日から代表質問・一般質問が始まります。