新年度予算編成における重点政策・施策を提案

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 27日午前中、市民ネットの「平成26年度予算編成における重点政策・施策の提案書」を加藤市長に提出しました。11の重点政策と108の重点施策を内容としています。
 40分余りの時間で、十分な意見交換とはいきませんが、加藤市長は「良い提案もあり、できるものを進めていきたい」と述べました。
 果たしてどこが良いのか、定かでない部分もありますが、市民にとって良い施策は大いに取り入れ具体化を図ってもらいたいものです。
 「平成26年度予算編成における重点政策・施策の提案書」(PDF版)はこちら

加藤市長に「提案書」を手渡す。市長曰く「にこやか過ぎたかな」

加藤市長に「提案書」を手渡す。市長曰く「にこやか過ぎたかな」


★「要望」ではなく「提案」に
 これまで「要望書」として提出してきたものですが、“お願いする”という立場ではなく、「提案する」というスタイルに変更しました。二元代表制である市長と議員の関係に立っての市民ネットの「こだわり」です。

★市民生活に押し寄せる疲弊感、閉塞感を打開
 市民生活に活力を取り戻すために、長野市政において市民説勝の立て直しを最優先することを基本課題として提起しました。

★提案施策に対する市長答弁のポイント(断片的ですが)
*安定した雇用の確保…「ミスマッチの解消に向けた取り組みを進めたい」
*原子力災害を想定した防災訓練…周辺市町村と協議し検討
*中央消防署の早期耐震化…「実態を把握して検討」
*アクト全産が放置した産業廃棄物の早期全量撤去…「難しい問題だが協議を急ぐ」
*支所体制の拡充…「本庁機能の見直しが必要」。中山間地域・犀川以南地域の土木事務所のあり方の検討…「現行体制の見直しが必要」との認識をそれぞれ示す。
*利用者負担の見直し…「市の負担とのバランスを考えなければならない」
*第四から第一・第三と連動する学校給食センターの整備…「どこかやめるところがないか、検証が必要」
*生活困窮者対策…「大事なこと」
*救急救命センターの増設…「しっかり協議する」
*子どもの権利条例…「よくわからない」
*福祉医療費の支給年齢の拡大…「子ども支援部創設の中で検討したい」
*「儲かる農業」から「続けられる農業」への発想の転換…「環境面から考えて非常に大事な視点だと思う」

懇談の様子。手前右が加藤市長、左が樋口副市長。

懇談の様子。手前右が加藤市長、左が樋口副市長。


★「まずは提案を受ける」という段階
 市長就任から2週間余りですから、「まずは議会・議員の提案・要望を聞き受ける」段階でしょう。本格的な論戦は12月市議会からスタートです。
 なお、職員のつけるネームプレートについて、名前がわかるようゴシックで大きな字体にしたこと、市民から見える場所につけることを徹底したそうです。対市民という点では大事なことです。まぁ、一つ一つということでしょうか。

★提案に基づき、実現をめざす
 今回の提案は、進捗している事業については言及を避け、かなり厳選しました。それでも108項目となります。
 重視したのは、長野市政に問われる基本問題の認識です。「はじめに」の部分に凝縮したつもりです。
 具体的な施策の実現は、これからも引き続き取り組むことにしたいと思います。

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