29日午前中、安茂里地区校長会と安茂里住自協の主催で「児童制度の健全育成を進める会」が開かれました。
今年の登板校は松ヶ丘小学校で、6年生が「松ヶ丘小学校の宝物」を発表、また同校合唱部による発表も行われました。
裏山プロジェクトや地域の人たちとの交流をメインにした活動発表には、大変よくまとまっていて感心しました。合唱も爽やかな歌声に心が洗われました。
また市教育委員会・指導主事の酒井義先生から「今こそ地域の教育力で~地域の大人に求められるもの」と題する講演がありました。昨年度に続き連続登板です。
大人が段取りするイベント企画から、子どもが企画・参画するイベントへ!、『子ども会育成会など子どもに関わる地域の仕事は、実は子ども相手の仕事ではなく、「まともな大人」「地域を存続させる戦力」を育成する地域最重要の仕事』との指摘は、大事なことと思いながら拝聴しました。
私は挨拶で、市PTA連合会でまとめた「長野市大人と子どもの心得8か条」を紹介し、家庭の力の大切さとともに学校の力・地域の力が重なることの重要性を強調するとともに、健康な子どもの誕生と育ちという視点から、接種勧奨の中止に至った子宮頸がんワクチン接種の課題や風疹予防接種への公費助成について、私見を交えて市の取り組み状況を報告しました。