新ぐるりん号の出発式とバス共通ICカードセンターの開所式がトイーゴで開かれ、アルピコ交通長野支社・川バス労組の皆さんと一緒に顔を出してきました。
今日は午前中に川バス労組のバス停清掃の取り組みがあり、その流れでの参加です。
中心市街地循環バス・ぐるりん号はH12年から運行してきましたが、新しい車両4台を投入し、最終発便を繰り下げるとともに20分間隔から15分間隔での運行に充実させての再出発です。
一方、運賃は100円から150円(小学生80円)に値上げになります。ワンコインで親しまれてきたぐるりん号ですが、運行経費や、並行して運行する生活路線バスの運賃との整合性から、やむを得ないところだと考えています。
10月27日からバス共通ICカード「くるる」が始まります。今日はトイーゴ内に開設されたカードセンターの開所式も併せて催されました。
バスの乗降時に車内のカード読み取り機にカードを軽くタッチするだけで自動的に運賃が精算、予めカードにお金をチャージするため運賃の確認や小銭の用意が不必要、運賃の5%がポイントに貯まりカードの残額に加算など、簡単で便利で安心、お得なバス交通サービスとなります。アルピコ交通でも長電バスでも使えます。
とりあえずバス交通カードとしてスタートしますが、商店街での買い物と連動したポイント制の導入やマネーカード化など、もっと便利なカードに発展させていくことが期待されます。
お出かけパスポートもICカードとなることから、体験会など事前の準備に万全を期し、混乱の無いように取り組まれることが求められます。
ところで、昨日の朝、JR長野駅前でアルピコ交通・長電バストの皆さんと一緒に駅前仮設バス停の案内チラシの配布を行いました。
長野駅前広場の整備工事に伴い、10月1日からバスロータリーが縮小し仮設バス停となるため、利用者の皆さんへの事前周知として取り組んだもの。
広報ながのでは9月1日号で周知されていますが、どこのバス停になるのか、バス利用者の皆さんにはなかなか浸透していない様子で、熱心にチラシを見ている方が多かったです。
労働組合側からの発案で実現したものですが、こうした地道な取り組みがバス交通への信頼を高め、利用者の増につながることを願います。