2024公共交通利用促進キャンペーン…長野駅前で

5月30日朝、JR長野駅前で「公共交通利用促進キャンペーン」行動を実施しました。17回目の取り組み。アルピコ交通、長野電鉄・長電バスの事業者と労働組合が一緒に取り組もので、今年は長野県交通政策局交通政策課~課長をはじ課内の職員の皆さんも大勢参加いただきました。総勢47名で、用意した公共交通利用アピールチラシや時刻表、ウェットティッシュなどを組み込んだクリアファイル2000セットは40分で終わりました。

JR松本駅前でも取り組まれました。

行動終了後の記念写真。白いベスト着用が県職員の皆さんです。

私鉄総連作成の公共交通利用促進ポスター

地域公共交通をめぐる状況は、運転手不足によるバス路線や鉄道の減便、廃止、利用客の減少による交通事業者の収益悪化など厳しい状況が続いています。公共交通の危機を打開することは地方都市の大きな課題です。

運転手不足による中心市街地ぐるりん号の減便、長電バスの日曜日運休など、市民の皆さんには不便を余儀なくされています。運転手の確保は一朝一夕に解決できる問題ではありませんが、利用者の皆さんの理解をいただきながら、事業者・行政が連携して課題解決に向かわなければなりません。

通勤、通院、通学の移動手段として公共交通は不可欠です。特に車を運転できない移動制約者の皆さんの移動手段の確保は待ったなしです。加えて、気候変動をもたらす地球温暖化の原因であるCO2排出の抑制、お出かけに公共交通を利用し歩くことによる健康増進など、多面的な効果を県民で共有し、日常生活において便利な自家用車を少し我慢して公共交通への利用転換に図っていきたいものです。

長野県交通政策課で用意されたチラシ

原ようこ市議も一緒にアピールしました

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