ミャンマーでの軍事クーデターから2年半余。軍政に反対・抵抗する市民に国軍は武力を振りかざし、死者は4千人を超えています。弾圧と経済の混乱が広がる母国から逃れ、隣国で不安を抱えて暮らす人々もいます。情勢が膠着し、ニュースも極端に減る中、私たちは深刻な状況を忘れていないか。パレスチナ・ガザ地区を巡るイスラエルの戦闘行為が大きく報道され、ミャンマーでの出来事はますます薄らいでいます。パレスチナ支援も大事な局面ですが、苦境にさらされながらも平和と自由を求め続けるミャンマー民衆の「今」を忘れず、支援を続けていきたいと思います。
「ミャンマーを忘れない」…そんな想いを込めて、10月29日(日)に長野県内では初めての取り組みとなる「ミャンマー交流フェスタin信州」をミャンマー民主化を支援する信州の会が中心となった実行委員会の主催で催します。
ミャンマーの食や文化・芸術などの交流を通じて、民主化を願う同国民について幅広い市民が知り、考える機会にしたいと企画したものです。午前11時から市内のセントラルスクゥエアで開きます。県内外の在日ミャンマー人を招いて歌や踊り、ミャンマー料理などを紹介してもらうとともに、日本人団体による和太鼓の演奏、ミャンマーの実情を撮影した写真展なども企画しています。
楽しく、美味しく…ミャンマーを忘れないために!
収益金はすべて民主化を求めるミャンマー民衆の手に届けます。厳しい冬を迎えるミャンマー民衆の生活支援の一助になればと思います。
是非、家族連れで足を運んでください。