青木島児童センターの遊び場の確保の問題に関連して取り上げた課題が、「外の遊び場・園庭のない児童センター」の問題です。保護者の方から情報提供いただいた事案です。
➡市内の児童センターで園庭=屋外の遊び場がなく、近隣の学校グランドや公園等も利用できない施設が3カ所(箱清水・加茂・吉田)あります。市はこれまでに「プラザとの統合を見据え、学校施設内で確保していく見通し」を示すだけで、改善策には至っていません。子どもたちがのびのび遊べる環境づくりを掲げる中で、この姿勢では「放置状態を容認する無責任な姿勢」の誹りを免れません。
そもそも、児童センターでは居室の面積基準はありますが、園庭やグランドについては設置基準がありません。基準がないから放置やむなしとはいきません。早急な対応を求めました。
※市内で放課後子ども総合プラン事業を実施する児童館・児童センター・子どもプラザなどの施設は、全86施設(R5年4月1日現在)。そのうち、施設内に園庭、グラウンド等がなく、併せて学校グラウンドや公園等にも隣接していない施設は、前記の市内3施設。
➡こども未来部長の答弁は「こどもプラザへの統合の条件が整うまでの間、これら3施設においても、子どもたちが伸び伸びと遊べる環境を整えることが大変大切であると考えている。例えば近隣の小学校や公園などの利用先や屋内の遊戯室や、また児童センターのアドバイザーの皆さんの有効活用なども考えながら、遊び場の確保を検討していきたい」でした。
➡具体がなく、正直”よくわからない”答弁です。「大切だと認識、検討する」との姿勢では、放置状態は解決しません。なかなか難しい問題であるとは思いますが、具体的に目に見える形での改善策を早急に講じるよう、重ねて求めました。