なかなかブログを更新できず申し訳ありません。
さて、9日に6月市議会定例会が開会しました。開会の冒頭、議長から松木茂盛元議員から1日付で提出された議員辞職願を許可した旨報告されました。
今議会には、56億6,400万円を追加する一般会計補正予算案をはじめ,、条例一部改正案など議案10件、補正予算専決処分の承認案件4件、報告11件などが提出されています。
低所得の子育て世帯支援給付金3億6,140万…補正予算案を全会一致で即決
補正予算案のうち、コロナ対策として低所得の子育て世帯に対する支援給付金について、6月支給を図るため、初日即決で審議され全会一致で可決しました。同給付金は、①児童扶養手当受給者3,100人、②R4年4月分児童手当または特別児童扶養手当受給者で市民税非課税3,300人、③家計急変で収入減少世帯児童700人など約7,100人を対象に、児童1人当たり5万円を給付するもので、全額国庫です。
市長の公約実現…「暮らしが良くなった」実感が重要
市長は議案説明の中で、公約の実現について触れ、5月9日にグランドオープンした「こども総合支援センター」への相談件数が電話相談106件、窓口相談12件、メール相談2件、合計120件で、4月に比べ5割ほどの増加となっているとし、「子育ての相談は、まずはここ」というメッセージが少しずつ市民に浸透してきているとの認識を示すとともに、今後、機能充実を図っていきたいと述べました。
さらに、「公約に掲げた事項の多くを本年度予算に反映させていただいており、また新たな組織が立ち上がるなど、形になってきている事業もある」と述べる一方、「単に予算化すればよい、形ができればいいということではなく、予算に基づく事業を着実に実施し、市民に『暮らしが良くなった』、『利便性が増してきた』と実感していただくことが重要だ」と強調しました。「財政の健全化の維持を大前提」とする姿勢も強調されたところです。
この問題意識には全く同感です。ただし、財政の健全化を維持しつつ、何を最優先するのか、この優先度合いの“ものさし”に違いがあることをわかりやすく質していくことが大事だと考えています。
幸せ実感できるまちづくりが進むのか、厳しくチェックしていきたいと思います。
第二次6月補正予算案…53億円
迅速な支給のため、議会初日に即決した補正予算のほかに、53億円を追加する第二次6月補正予算案が提案されています。【主な内容】は次の通り。
➡市民税非課税世帯等臨時特別給付金 1世帯10万・5,000世帯を対象に 5億5,500万
➡プレミアム商品券事業(発行総額30億円を72億円に拡大) 43億3,750万
➡推し店プラチナチケット事業、小売・サービス業にも拡大(額面5,000円・プレミアム2,000円のチケット13万冊6億5,000万円分発行) 2億8,000万
➡GIGAスクールネットワーク強靭化事業(ネット回線の増設・32校) 1,630万
➡GIGAスクール通信費支援(就学援助受給世帯への通信費支援、年額14,000円、対象3,540人) 2,650万
➡吉田公民館多目的ホール空調設備更新 7,540万
16日に一般質問を行います
15日から本会議での一般質問が始まります。今議会では16日に質問に立ちます。14分の質問時間です。
通告した質問テーマは次の3点です。
(1)中心市街地活性化の課題と投資効果の検証について
(2)地域公共交通計画策定の課題について
(3)公契約等基本条例全面施行の効果について
16日(木)15時50分頃からの質問になります。インターネット中継等ご覧いただき、ご意見を賜れば幸いです。