5月1日、労働者の祭典・第93回長野県中央メーデーが長野市芸術館を主舞台に開かれました。新型コロナウィルス感染が収束しない中、規模を縮小・オンライン併用となりましたが、労働組合書記局からの参加を含め1,500人が集いました。
来賓は阿部守一県知事と杉尾秀哉参議院議員のみで、私はメッセージ参加となりました。
今年の春闘は、コロナの影響による業績低迷やウクライナ侵攻の影響を受け極めて厳しい結果になりました。定期昇給もベースアップもない「ゼロ妥結」を強いられる組合が少なくありません。
働くものが主役となる政治の営みが問われるとともに、非正規労働者の組織化をはじめ労働組合・労働運動の原点に立ち返った取り組みが問われます。
中央メーデーに寄せた私のメッセージです。
メーデーメッセージ
新型コロナウイルス感染症が世界で猛威をふるう中、3年続きで代表参加・オンライン方式でのメーデーとなりました。
ロシアによるウクライナ侵攻を許さず、戦争反対の声を全世界に広げるときです。そして、ウクライナ危機に乗じた岸田政権の平和憲法破壊の動きを止めるときです。
2年有余にわたるコロナ禍で、格差が広がり、女性や非正規労働者を中心に雇用危機が深刻化しています。働くものに立脚し、この国の政治の営みを変えていくときです。
迫る参議院議員選挙、立憲野党の議席を増やし、政治の転換への礎を築いていきましょう。
コロナ禍に打ち勝ち、働く者が報われる社会へ。メーデーの歴史を踏まえ、労働者の統一と団結を固めあう日としましょう。
ともに頑張りましょう。