今日の信濃毎日新聞が、10月の長野市長選挙に、共産党などでつくる「市民が主人公の長野市政をつくるみんなの会」が共産党市議団・団長の野々村博美市議を擁立する方向と報じました。野党共闘を視野に候補者調整に含みを残す報道ぶりとなっていますが、正式出馬はほぼ確実でしょう。
現職市議からの擁立は、正直「意外感」がありますが、市議会の一員として、野々村市議の決意には敬意を表したいと思います。
市長選における野党共闘のあり様は、野党、とりわけ立憲民主党の判断がカギを握ることになるでしょう。政党間では、共産党サイドからの社民党へのアプローチはまだありません。
既に名乗りを上げている2人に比べ、心情的には野々村市議にシンパシーを感じる一人ではありますが、改革ネット市議団としての検討協議を軸に、対策を考えていきたいと思います。
さて、昨日6日のブログで、改革ネットとしての市長選にあたっての「重点政策=3つの視点と10の提言」を報告紹介し、この提言をもとに、土屋・荻原両氏に対し、公開質問状への回答を要請したことを記しました。
質問の趣旨を含めた公開質問状の全文をPDF版で掲載します。野々村市議が正式出馬表明となった段階で、野々村さんにも公開質問状への回答を要請することになります。
公開質問状は12の質問にしています。「10の提言」に対する考えを問う10の質問と、公約のキーワードや最優先する政策、加藤市政を継承するのか否かの質問、二元代表制に基づく市長と市議会の関係を問う質問、合わせて12です。
とても長文の公開質問状になっていますが、一読いただき、「3つの視点・10の提言」と合わせ、ご意見をいただければ幸いです。
クリックして210906長野市長選挙予定候補者に対する公開質問状(確定版).pdfにアクセス