5月連休明け、ミャンマー人と結婚した長野市出身で東京在住の友人Kさんから「SOS」が届き、Kさんを知る関係者と「長野で何ができるだろうか。まずはミャンマーの今を知ることから始めよう」とZoomで意見交換、在日ミャンマー人からのリアルな報告・訴えを聴く緊急の学習会を計画しました。
ミャンマーの今に関心を持つ関係者で「ミャンマー問題を考える信州の会・準備会」をつくりました。
Kさんは在日ミャンマー人と結婚し既に2児の母親。ミャンマーでは夫の知人・友人達が次々に拘束され続けています。「軍事クーデターと弾圧を批判し、拘束者の一日も早い解放と民政の復活を」と訴え、都内で在日ミャンマー人の皆さんと一緒にビラ配布などの活動を行っています。
実は、Kさんは私が参院選に挑戦した時(1998年)にウグイスで応援してもらった女性で、1回目の市議選でも事務所スタッフで大いに助けてもらってきました。
「他人事ではない」…そんな想いです。
そもそもミャンマーってどんな国? どうして今クーデターが? アウンサンスーチー女史って? 日本との関わりは? そんなことを共有し合い、私たちに何ができるのかを考えたいと思います。
◆日時 5月27日(木)午後6時
◆場所 長野市県町「県労働会館」5F大会議室
◆Zoom参加を希望される方は、「氏名・住所・電話番号」をご記入のうえお申し込みください。
申し込みはkenrousokaigi@r-nagano.coまで。
私のメールアドレス宛でも結構です。info@nunomeyukio.jpまで
2月1日、ミャンマー国軍がクーデターを起こし、民主化運動の象徴であるアウンサンスーチー国家顧問やウィンミン大統領ら政府要人を拘束、全権を掌握したと宣言して以来、3ヵ月半余。
軍事クーデター直後から全土で広がる市民の非暴力・不服従の抗議デモに対し、国軍は治安部隊による弾圧・虐殺を強行、4月段階で犠牲者は700人を超えています。
国連など国際社会は国軍の行動を非難していますが、経済制裁には踏み込まず、国軍の非人道的暴力を止める効果的な手段になりえていません。
「日本には独自のパイプがある」と強調する日本政府もまた、大規模な弾圧に懸念を表明、市民への暴力停止、不当に拘束されたNLD(国民民主連盟)関係者や市民の解放、早期の民政復帰を要求しているものの、国軍への経済支援となるODA(政府開発援助)を停止させる姿勢は見せていません。
真の民主化を求めるミャンマーの人々に連帯し支援したい。
弾圧の即時停止、アウンサンスーチー国家顧問をはじめ拘束者の即時解放、民政への復活を一にも早く実現したい。
関心をもちあいたい…アジアの一国、日本ともつながりの深いミャンマーの「今」を知ることから始めてみませんか。