25日投開票の参院長野県選挙区補欠選挙は、市民と野党の統一候補【立憲民主公認/共産・社民・国民推薦】である羽田次郎さんが自民候補に約9万票の差をつけ勝利することができました。
力強いご支援をいただきました皆さんに心から感謝申し上げます。
ホテル・メトロポリタンに設けられた開票報告会では、8時直後の「当選確実」報道に、大きな歓声に包まれました。私も会場でともに勝利の瞬間を共有しました。万歳はなく拍手で勝利を祝いました。
羽田次郎さんは、「新型コロナで家族を失った人の思いを実感している。「国難を乗り越えるため政府と国会は一丸となって取り組まねばならない。国民の代弁者として、新型コロナの終息のために仕事をやり遂げる」と抱負を語るとともに、勝因について「市民と野党の共闘を保てたことが大きかった」と振り返りました。
まさに、市民と野党の共闘、その底力を発揮できた選挙戦でした。特筆すべきは、候補者自身が「市民と野党の統一候補の羽田次郎です」と一貫して自らの立ち位置を鮮明にしてブレることがなかったことでしょう。
同時に行われた北海道2区の衆院補欠選挙、広島県参院再選挙も野党共闘候補が勝利し、菅政権になって初の国政選挙は「全勝」することができました。
菅政権の終わりの始まりです。
次は総選挙です。市民と野党の共闘をさらに深化させ、政権交代につなげたいものです。
でも、投票は44.40%で、補選を含む参院選投票率としては過去最低となりました。コロナ禍での選挙とはいえ、半数以上の有権者が投票しない現実は深刻です。政治が遠いものになってしまっていることに、政治の側がしっかり向き合うことが重要です。