新型コロナ感染症の影響で落ち込んだ市内経済の活性化を目的に発行されるながのビッグプレミアム商品券の申し込みが10月1日から始まります。「推し店プラチナチケット」に続く第2弾の事業です。
購入金額の50%をプレミアム分として上乗せした商品券で、発行総額は48億円。過去最大規模となります。
プレミアム分の16億円は、国の地方創生臨時交付金を充当しています。
既に、商品券が使える店舗の登録は9月14日から始まり、12月28日までに登録申請期間となっています。
地域経済の活性化と家計の負担軽減に活用いただければと思います。
商品券購入を申し込みできる市民は
10月1日現在で、長野市住民基本台帳に記載されている市民(外国人を含む)の皆さんと10月30日までの間に転入や出生により住民基本台帳に記載された市民の皆さんが購入することができます。
商品券は2種類
10,000円(額面15,000円)券と5,000円(額面7,500円)券で、「大型店・中小店共通」と「中小店専用」が組み合わさっています。
まずは申し込みが必要…申込書の郵送かオンラインで
申込期間は10月1日(木)~10月30日(金)までです。
申込方法は、10月1日付の「広報ながの」に掲載される申込書による郵送申し込み(市役所又は支所への提出も可能)と専用Webサイトからのオンライン申し込みの2通りあります。世帯単位での申し込みとなります。
郵送される引換券を使い郵便局で購入
申し込み世帯に長野市から引換券が郵送され、引換券に記載の郵便局で購入します。購入ができるようになるのは11月下旬とされています。
使用期間は12月1日(火)~来年2月28日(日)までです。商品券が使える店舗一覧は「冊子」にされます。
確かにお得ですが…
50%のプレミアムは確かに“お得感”があります。
とはいえ、なかなか購入できない皆さんがいらっしゃるのも現実です。予算案には賛成してきましたが、生活困窮世帯や一人親世帯などの皆さんに「プレミアム分」(例えば5,000円)の商品券を無料配布するようなことも考えるべきだったと思います。こうした方法をとっている自治体もあります。
今更ではありますが、コロナの影響を受けつつも商品券の購入が困難な世帯に対する特段の配慮、手立てを求めていきたいと考えます。
課題は残しているものの、ビッグプレミアム商品券事業が、冷え込んでいる地域経済の活性化と家計の負担軽減につながることを期待しています。