天候に恵まれた三連休。全国から駆け付けた災害ボランティアの皆さんに支えられ、復旧・復興作業が続いています。本当にありがたいことです。
2日は、父の三回忌法要で実家の富山に、日帰りで。釧路から帰省した兄夫婦らと身内のみで慎ましやかに営みました。生まれ育った故郷、富山の地は次第に遠くなりますね。
被災地の復旧・復興願いアモーレフェスタ
さて、11月3日、13回目を数える安茂里の一大イベント「アモーレフェスタ」が催され、大勢の住民の皆さんが家族連れで参加されました。
安茂里地区内の保育園・幼稚園、小学校、中学校、長野工業高校の園児・児童生徒をはじめ、消防・消防団、警察、介護福祉施設など「オール安茂里」で地域の”絆”を深め合うイベントです。
主催する住民自治協議会では、開催の是非に悩まれたようですが、地域間交流に取り組む松代地区が被災し甚大な被害が被っていることから、支援金活動をはじめとする松代地区への支援に重きに置き、開催となったものです。
安茂里から、被災地に元気を届けたいものです。
駐車場広場では、屋台や地元農産物の販売コーナーが並び、体育館では子どもたちを対象にした多彩な企画が繰り広げられました。
皆さんの笑顔のつながりが、いざ災害時に地域力として発揮できるよう願うものです。
アモーレフェスタを後にして午後は豊野の地に
指定避難所「豊野西小学校」では、市役所で部長職等を務めた3人のOB女性陣が被災者のニーズ把握に派遣され活動されていました。女性の視点で寄り添えることを期待します。
子どもの衣服等(女児用)の支援物資を預かったため、2日から豊野西小学校で活動する「信州Gプロジェクト」(長野市)に届けました。
西小学校では、「避難所外避難者」への支援として弁当の配布が先週から始まりました。「避難所外避難者」への支援は今なお課題です。
ピンポイントで通い続けている「豊野北公民館」。一人暮らしで避難されている86歳のTさんが、夕飯に合わせ「お味噌汁」を作ってくれていました。先週から始まった取り組みの一つで、避難所生活の中で”張り合い”になっています。
県営住宅を申し込んだものの、抽選に外れ、次回募集に望みを託す、一人暮らしのHさん。
2世帯同居世帯や、夫婦世帯の皆さんは、民間アパート(一軒家を含む)の借上型仮設住宅を模索されていますが、なかなかマッチングが進まない厳しさがあります。
寄り添い続けたいと思っていますが、被災者生活再建支援金の交付(建物解体証明書の発行)をはじめ生活再建の壁は高く厳しいです。