8日~9日、市議改選後初めての臨時議会が開かれました。
正副議長は新友会が独占
8日は新しい議会構成を決める議会人事で、まずは正副議長選挙が行われ、議長に小泉栄正議員(親友会)、副議長に宮崎治夫議員(親友会)が選出されました。
結果として、これまでと同様、正副議長を最大会派・新友会が独占する形です。
改革ネットとしては、公正・中立な議会運営を図る観点から正副議長は第一会派と第二会派で役割分担すべきとの考えから、議長選挙にはエントリーせず、所信表明は行わなかったものの会派代表の松木茂盛議員に投票、副議長選挙では共産党からの協力申し出を受け阿部孝二議員を支持しました。
一時は、議長選挙に松木茂盛代表を推すことで会派内で調整しましたが、結果として見送ることに。
議長選挙の結果は小泉栄正議員が25票(新友会19・公明5・無所属1?)、松木茂盛議員が12票(改革ネット6・共産6)、宮崎治夫議員1票(?)。無効票が1票で有効投票数は38票。内数は私の推定です。
副議長選挙は、宮崎治夫議員が24票(新友会19・公明5)、阿部孝二議員14票(改革ネット6・共産6・無所属2)、グレート無茶議員1票(無所属?)という結果です。同じく内数は推定です。
小泉栄正議長は所信表明で「市長には是々非々で臨みチェックしていく。議員間討議を活発に進め政策提言に結び付けたい」と強調しました。
市議選投票率が過去最低を更新する中、開かれた市議会、信頼される市議会を体現し、市政・市議会への関心を高めていくことが重要な課題となっています。私を含め、議員の資質を高めていくとともに、議長には所信の有言実行を求めたいものです。
所属委員会決まる
5期目の1年目は、常任委員会は建設企業委員会(建設部・都市整備部・上下水道局を所管)と議会運営委員会(議会の円滑な運営や議長からの諮問事項の調査・審査を所管)に、特別委員会は小・中学校の在り方調査研究特別委員会(少子化を踏まえ、小規模な小・中学校を取り巻く子どもの教育環境と地域の在り方について調査・研究を行うもの)に所属することになりました。特別委員会では副委員長を務めます。職務をしっかり果たしていきたいと思います。
R1年度長野市一般会計補正予算など提出議案をすべて可決
9日は、1,630万円を追加するR1年度長野市一般会計補正予算(7月の集中豪雨による林道の復旧費)や583万円余を追加する水道事業会計補正予算(H27年1月に小田切で発生した水道管破裂に伴う土砂崩落により損壊した家屋所有者への損害賠償)、中条総合市民センター建設工事やもんぜんぷら座耐震補強工事等の工事請負契約など、市側から提出された11議案を審査し、すべて原案通り可決しました。またH30年度会計決算の認定議案が提案され、決算特別委員会で閉会中に審査することになりました。
10月から11月には、常任委員会・特別委員会の協議が行われ、12月議会に臨んでいくことになります。