18日、安茂里大門の山手にある正覚院・窪寺観音の春祭り。天候にも恵まれ、今年も盛大に行われました。
正覚院顕彰会の顧問としてお呼ばれさせていただきました。
正覚院の窪寺観音祭りは、長沼の「西厳寺」、若槻「蚊里田八幡宮」と並ぶ“長野の春の三大祭り”のひとつに数えられているそうです。
今年は桜が満開となりました。梅と杏も花が残り、徳永住職によれば、三つの花が咲き誇るのは20年ぶりとか。素晴らしいロケーションの中での春祭りとなりました。
祭りは、御詠歌の奉詠に始まり、犀川神社の齋藤宮司が取り組む巫女舞の奉納、安茂里吹奏楽団の演奏、犀川神社太々神楽の皆さんの神楽と獅子舞(今年は差出の当番です)の奉納に続き、最後は犀川神社杜煙火保存会による春の花火です。
スターマインの打ち上げと仕掛け花火は、正覚院・窪寺観音の春祭りの名物となっています。境内・墓地の真上でのミュージック・スターマインは圧巻です。
お墓に眠る先祖の方々は、さぞかしビックリでしょうけど…。これも檀家の皆さんのご理解があってこそです。
回を重ねるごとに、ボリュームアップする窪寺観音祭り、地域の伝統文化・芸能を守り引き継ぐ皆さんの尽力と支えがあってこそです。地域の宝の一つです。
花火が終わり、静けさを取り戻した境内。聖観世音菩薩像がまつられる観音堂では、副住職が静かに祈りを捧げられていました。
市民の皆さんの豊かな幸せと家族の平穏無事、そして心願成就を願いながら、私も手を合わせました。
祭りを支える皆さんの労をねぎらう直会では、しっかりいただいてしまいました。