3月31日、長女が東京目黒の雅叙園で結婚式をあげました。娘は東京で地方公務員をしています。
県議選が始まった直後で一時戦線離脱となりましたが、無事、池田清さんが初当選を果たすことができたことから、近況報告でアップします。
パートナーはスペイン人でカメラマンのカルピオ・マリオ君です。バルセロナ出身です。
親族と娘の友人が中心で、形式ばったところがなく、とても和やかな披露宴でした。親が言うのもなんですが…。
スペインからはお母さんと二人の妹に加え、友人が家族連れで出席いただきました。来日は大変だったと思います。有難いです。妹さんたちは英語も話しますが、お母さんはスペイン語のみです。
披露宴は、日本語と英語の2カ国語で進行。さすがにスペイン語までは無理だったようです。何だか飛行機に乗ってるような感じでした。
国際結婚です。調べてみると国際結婚の比率は3.5%で横ばい状態だそうです。その中でも外国人を夫とする日本人女性の割合は高まっているようです。
外大出身の娘の友人では国際結婚組が結構いるとのことですが、グローバル化しているとはいえ、巷ではまだまだといったところでしょう。でも、当日の雅叙園では4組が国際結婚でした
多文化・共生を地で行く娘の生き方に共感するものの、「末永く大丈夫?」といった不安が全くないわけではありません。いろんなハードルを二人で支え合って乗り越えてもらいたいものです。
親としては、嬉しいような、寂しいような複雑な心境です。
いわゆる「嫁に出す」感覚は全くないのですが、「娘を取られるような思い、一発ぶん殴って許す!」みたいな感覚も正直ありません。昭和世代ですけど…。
パートナーが外国人だからでしょうかね?。とてもドライな気分で娘を送り出しました。「絶対に泣かないでね。私が泣いちゃうから」とくぎを刺されていた「新婦の父の挨拶」も、明るく無事に何とか済ますことができました。妻と娘達からは「泣かなくて上出来」とお褒め?の言葉でした。
高校時代から東京で独り立ちし、マイペースな人生を謳歌?している長女です。よく言えば「自立し独立独歩」、悪く言えば「我が儘」…「父親そっくり」とは妻の弁です。
日本文化を愛するパートナーの想いもあり、「和」にこだわった式と披露宴でした。娘は白無垢に色打掛、パートナーは紋付袴姿。ウェディングケーキではなく「鏡割り」です。
事前に何も聞いていなかったので「へぇ~」って感じでしたが、中々お似合いのカップルです。親バカですね。
小さい頃からの写真とビデオをマリオが編集し上映、中々の感動ものでした。
宴の最後に娘から親への記念品と一緒に「長野に帰ってから読んでね」と託された長文の手紙、我が家に帰ってから妻と読みました。
親への感謝の言葉がつづられ、ここで初めて?涙しました。娘らしい情愛表現に感謝です。
前日、マリオの家族と初顔合わせの夕食会を新宿で。
一夜漬けのスペイン語で自己紹介と挨拶。でも一夜漬けではやはり限界です。
Hola. (オラ)=こんにちは
¡Mucho gusto!(ムーチョ グスト)=はじめまして
Gracias. (グラシアス)=ありがとう
Hasta mañana.(アスタ マニャーナ)=また明日
Adios. (アディオス)=さようなら
この5語で凌いだってところでしょうか。
マリオに通訳してもらいながら、愉しいひと時を過ごすことができました。でも疲れた…。
実は、次女はアメリカ人と交際しており、5月1日の改元日に「入籍」する予定です。長女の結婚式、顔合わせの夕食会にも同席を許可しました。この度の上京の折に二人の結婚届の保証人にサインしてきました。
二人そろって国際結婚ですか!って思いますよね。
英語が必須のFamilyになりそうです。
娘にとっても、私たち夫婦にとっても人生の一つの区切りです。
『…あなたの選んだ人だもの きっと幸せになってね。役目終えた私たちから贈るメッセージは、心からの「おめでとう!」』。
《竹内まりあさんの「うれしくてさみしい日」より》
親バカの駄文、最後までご覧いただきありがとうございました。