4月1日、新しい元号を「令和」とすることが発表されました。「元号法」に基づくもので、新天皇が即位する5月1日から新元号が使用されます。
「令和」!?ですかって感じ
英字表記が「R」となる「令和」には意外感がありますが、音としては柔らかなイメージを感じた一人です。
初めて、日本の古典である「万葉集」から採用されたことも特徴の一つでしょう。
「令」という感じは、「令室」「令嬢」など他人の親族に対する敬称として使われる一方、「命令」の「令」を想起される方も多いのではないでしょうか。「和」との組み合わせで「国民を律して和となす」みたいに、規則とか統制につながらない時代であることを切に願うものです。
そもそも元号は、古代中国において、帝王が時間を支配することを目的として作られたものとされます。元号の本家である中国においては、既に公暦として西暦を採用しており、元号制をとっているのは日本だけです。
慣習的に元号が使用されることを否定しませんが、西暦か元号かどの紀年法を用いるかは、国民の選択に委ねられるべきと考えます。新元号の制定によって、国民の日常生活に混乱をもたらさないよう十分な対応を求めるとともに、新元号の使用が強制に及ばないよう警鐘を鳴らしたいと思います。
新しい象徴天皇の「令和」の時代が、穏やかで平和な時代となることを切に願いたいと思います。
初々しい入園式
4月1は地元の博愛会・松ヶ丘保育園の入園式、そして今日2日は信学会・裾花幼稚園の入園式に招かれ、入園児をエールを送りました。
子どもを取りまく深刻で悲しくニュースが相次いでいる時だけに、子どもたちの健やかな育ちを願わずにはいられません。
新年度から安茂里の西部保健センターに母子保健コーディネーターが配置され「長野市版ネウボラ」(妊娠期から出産、子どもの就学前までの間、母子とその家族を支援する包括的な子育て支援の窓口)がスタートすることも紹介しながら挨拶させていただきました。