200人余りが参加し防災訓練…小市区で

地震、台風、大雨と甚大な災害が日本列島を襲い、防災意識が高まっている中、地元・小市区で7日、防災訓練が行われました。

防災訓練開始式

午前8時に震度6強の地震が発生したことを想定した訓練で、防災無線を合図に訓練開始、200人余りの住民が指定避難所である安茂里体育館に避難する行動から始まります。

三連休・中日の日曜日にもかかわらず、大勢の皆さんに参加いただけたものと思います。

今年は、DIG訓練や消火器を使った消火訓練、煙体験、AEDの使用訓練、簡易防水工法、段ボールを使った非常用簡易トイレの作成、炊き出し等、多彩な訓練が展開されました。

非常用簡易トイレの作成

私は、久しぶりにAEDの使い方を復習。繰り返しが大切です。

新企画で、育成会の皆さんが炊き出し訓練に参加し、トン汁を提供しました。回を重ねるごとに訓練メニューが増えています。

育成会の皆さんは、トン汁の炊き出し

あけぼの会、白ばら会の皆さんが非常用おにぎりを炊き出し

裾花中学校の生徒たちにも参加してもらいました。

私は、開始式のあいさつで、「防災訓練が、備えあれば憂いなし、継続は力なりで、いざという時に減災につながることを願う。ご近所で声を掛け合って、率先避難、自身の安全確保に努める」よう強調するとともに、防災無線が聞き取れない場合のフリーダイヤルを紹介し、積極的に災害情報・避難情報を取りに行くことをアピールしました。

また、NTTとの連携協定により作成され、今夏に全戸配布されているはずの「防災タウンページ・土砂災害編」を紹介しましたが、知っていると手を挙げていただいた方は20人ほどの1割で、しかもほとんどが地区役員と消防団の皆さんでした。

市では、防災タウンページの配布等を通して防災意識の向上に努めていると強調するのですが、その認知度、活用度は、極めて低いといわなければなりません。多くが資源ごみになってしまっている(?!)現実を厳しく受け止め、情報提供の在り方(周知方法を含めて)を見直す必要があるのではと思います。

訓練の積み重ねを通して、いざ災害時、ご近所の底力を発揮していきたいものです。

防災訓練を終え、朝から始まっていた大門区と伊勢宮区の区民運動会へ。

何とか終わり頃に駆け付けることができ、挨拶させていただきました。遅刻で申し訳ありませんでした。

写真は伊勢宮区の運動会です。秋晴れの下、響き渡る子どもたちの歓声が印象的でした。子どもたちの声と笑顔は、地域の癒しであり大きな財産です。

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