7日開会した6月市議会定例会…市側から総額2億2,530万円を追加するH30年度一般会計補正予算案をはじめ、茶臼山動物園整備基金の設置条例や市税条例の一部改正、景観を守り育てる条例などの一部改正案など14議案が提出されました。
また、平成29年度長野市一般会計補正予算や特別会計補正予算の専決処分5件を即決で承認しました。
一般会計補正予算は、鬼無里地区で実施する長野県と共同提案した総務省所管「関係人口創出事業」モデル事業「鬼無里フットパス(景観型ウォーキング)推進事業」に225万円、子ども・子育て支援に関する次期計画を策定するためのニーズ調査等経費636万円、融雪災害等に対する災害復旧費1億5,350万円、朝陽小学校体育館改修の実施設計費4,700万円余などを追加するものです。
市長の議案説明は、第5次総合計画・前期基本計画の計画推進重点テーマに沿ったもので、政策課題の取り組み状況を羅列的に簡単に述べ「頑張ってます」的な論調で、平坦というか特筆すべき事項の少ない内容でした。まぁ、そんな印象です。
とはいえ、6月議会の課題はたくさんありそうです。主観的にそれこそ羅列すると…
◆有料化が始まった放課後子ども総合プランにおける登状況と有料化を理由に利用しない世帯への対策
➡追記:180616放課後子ども総合プラン…有料化で居場所がなくなる深刻な影響
◆飯綱高原スキー場の民間譲渡、廃止を含めた今後の在り方
➡追記:180612飯綱高原スキー場…民間譲渡困難⇒廃止方針を考える
◆もんぜんぷら座の必要最低限の耐震補強工事・10年間の長寿命化方針と中心市街地におけるもんぜんぷら座・トィーゴ等の在り方の検討
◆8億円かける松代荘リニューアル整備計画の課題
◆少子化に対応した小中学校の在り方に関するまとめ案のパブコメ結果と今後の取り組み
◆小中学校クール化プロジェクトのサウンディング型市場調査の実施
◆政策の横串機能を強める市長公室の在り方
◆市民病院の第2期中期目標の意義と課題
◆市民病院に続き、長野赤十字病院でも試行される救急ワークステーションの意義と課題
◆歩行喫煙禁止条例の効果と今後の取り組み
◆地域包括ケアシステムの構築、地区ごとの「介護予防・生活支援検討会」の状況と課題
◆生活困窮世帯への就労支援・学習支援、ひとり親家庭の子供の生活・学習支援の状況と課題
◆市立公民館のコミュニティセンター化のモデル公民館の選定状況と条例案(9月議会に先送り)の検討状況
などなどです。
すでに政策説明会で、市側の考え方、事業計画が示されている課題もあります。
随時、受け止めを含め課題を整理し報告していきたいと考えます。
この議会は、本会議での質問はありません。
議案をはじめ重要政策・施策について討論・審議を深めたいと思います。