22日、市役所の議場で「長野市子ども議会」が開かれました。教育委員会の主催で今年で3回目です。
議場傍聴席から傍聴しました。
「わくわくリーダーズ長野」の活動に参加する小・中学生、市立長野高校生らが、演壇や質問席から市側に提案や質問を行いました。
スマホで撮った写真はイマイチですみません。
「SNSをもっと活用し長野市の魅力を世界に」「善光寺をもっと外国人にアピールを」「スタンプリレーを取り入れた多言語の観光パンフを」「農業に触れる機会を」「障がい者と一緒にスポーツを楽しむ催しを」「ジビエ肉をもっと広げたい」「地域の皆さんに感謝の気持ちを伝えるお手紙プロジェクトに取り組みたい」などなどといった多彩な提案、意見が相次ぎました。
理事者の皆さんの笑顔での答弁は、本会議では見られない姿です。若干、固い笑顔ではありましたが…。
子どもたちの故郷・長野の魅力、命の大切さの再発見から、この魅力や大切なことをもっと広げたい、広げるためにこんなことができないかといった、気づきから提案につながるまっすぐな感性に感動しました。
今回の子ども議会に参加した児童生徒は、市内18の小中学校と市立長野校の24人です。
第2部では、市議会の経済文教委員会の議員らとの懇談会が開かれました。
今回は、市立長野高校生が進行役を務めるなど、子ども主体の運営に進化しています。因みに、私が委員長だった昨年は、教育委員会の主事が進行役でした。
子ども議会への参加を通し、それぞれの学校の中に「長野市のこと、自分の故郷のこと、」を未来に向かった考えていく輪が広がることを大いに期待したいものです。
そして、子ども議会の取り組みが主権者教育の礎になることを願います。
新鮮な勉強になりました。