18日(日)、第16回長野市甚句・音頭交流会が大岡地区の聖山パノラマホテルで催されました。
市内各地で、地域の甚句や音頭の保存継承運動に取り組む11団体の皆さんが総結集しての交流会です。
「甚句」は江戸時代中期以降、田植えや田の草取り、桑摘み、アンズもぎなどの単調な農作業の疲れをいやすために農作業をしながら唄われたり、農作業の一休み時によく唄われた「労作唄」の一つで、盆踊りでも唄い踊られるようになったと伝えられています。
一時は廃れたものの、地域の皆さんの努力で復活し、地域ならではの伝統芸能として保存継承に取り組まれているものです。
歌詞は、それぞれの地域性が盛り込まれ、味わい深いものとなっています。
「大豆島甚句」は長野市無形文化財に、「芋井甚句」は長野市無形民俗文化財に指定されています。
交流会を通じて、地域の伝統芸能の輪が更に広がることを願います。
日曜日はあいにくの曇りで、大岡からの北アルプス・パノラマビューは拝めませんでした。
でも、新緑の山間のドライブを愉しんできました。