15日、陸上自衛隊松本駐屯地で創立67周年の「駐屯地祭」が行われました。
県護憲連合や県教組、松本地区の「子どもたちに平和な未来を!松本駐屯地祭反対連絡会議」などが中心となって、抗議集会とデモ行進に取り組み、「教え子を再び戦場に送らない!」、「自衛隊員いのちが大事、殺すな、殺されるな」とアピールしました。
武器や銃器はロープを張り触ることができないような措置は取られましたが、実戦さながらの「模擬戦闘訓練展示」は実施されました。
120ミリ迫撃砲はJR塩尻駅まで、155ミリりゅう弾砲はJR大町駅まで到達するという念入りの案内まであったそうです。
憲法が禁じる集団的自衛権の行使を認める新安保関連法によって、自衛隊の任務は「専守防衛」の枠を大きく踏み越え、海外での武力行使にまで及ぶことになります。
「君、死にたもうことなかれ」…、自衛隊員の心に響かせたいものです。