7日、長野市消防出初式が市芸術館を舞台にして挙行されました。
地震災害や大火災が続いているだけに、緊張感ある式典となりました。
無火災を願い、消防職員や消防団の皆さんへの感謝の気持ちを込めて出席しました。
ホクト文化ホールから新装なった芸術館に会場を変えての出初式。
市中行進は、城山小学校を起点に善光寺を経由し、市生涯学習センター・トィーゴ広場まで行われました。
毎年、行進隊を激励するため、市長観閲に同席するのですが、会場変更の故でしょう、市会議員らには案内がなく式典のみの参加となりました。
下の写真は、NHKの昼ニュースより。TV画面を撮ったものです。
芸術館は1300人ホールであることから、消防団は分団ごとに行進のみの参加組と式典までの通し参加組に分かれたとのこと。
この差配がうまくいかなかったため、ホールの真ん中に空席ができてしまったようです。
ちょっと寂しかったですね…。
如何にして士気を高め合っていくか、来年への課題でしょう。
夕方からは、消防安茂里分団の新年会。
昨年は安茂里地区管内で火災が6件発生し「無火災表彰」には至りませんでした。
今年は無火災となるよう、ともに力を合わせたいと願います。
ところで、市消防局では来年度から消防隊と救急隊の兼務が進められるとのことです。
初耳です。消防と救急の兼務は、6~7年前にも俎上に上りましたが、問題が多く、見送られた経過があります。
救急の出動が18,000件を超えている中でのトップダウンによる対応のようですが、兼務を制度化することで地域消防力が減退するのではないかという危惧を抱いています。
消防の現場には混乱が広がっているとの声も聞こえてきます。
”時既に遅し”なのかもしれませんが、市議会の総務委員会での審議状況も確認した上で、現場第一線の声を踏まえつつ対応しなければと考えます。
新年会では、いささか、いただき過ぎてしまい、ブログ更新が今日になってしまいました。