8月20日(土)、米軍厚木基地が居座る神奈川県大和市の渋谷学習センターで開かれた「違法爆音止めろ!厚木基地いらない8.20神奈川集会」に参加してきて来ました。
「安保法制を実行させないために」と、厚木基地爆音防止期成同盟、第4次厚木爆音訴訟団、神奈川平和運動センター、基地撤去をめざす県央共闘会議の4団体が主催したものです。
厚木基地に飛来する米海兵隊MV22オスプレイや米軍横田基地に配備される米空軍CV22オスプレイの低空飛行訓練問題で、長野県の状況と取り組みの報告を依頼され出席することに。
集会では、市民団体「すべての基地にNOを・ファイト神奈川」の木元茂夫さんが、米軍と自衛隊の現状をビデオで報告、安保関連法の施行以降、米軍基地を利用した日米共同訓練が本格化している状況を指摘しました。
各地の取り組み報告では、静岡県平和・国民運動センターが米軍東富士キャンプの状況と反対運動を、千葉県原水禁君津木更津実行委員会は木更津基地に整備されるオスプレイ整備基地の問題点を、また横田基地被害をなくす会からは、爆音問題とCV22オスプレイの配備問題が報告されました。
私は、長野県護憲連合事務局長として、MV22オスプレイの「ブルールート」下における低空飛行訓練、CV22オスプレイの県下17市町村を訓練空域とする低空飛行訓練に反対する取り組みを報告しました。
特に長野県が訓練空域17市町村の意見を2回にわたり集約し、防衛省北関東防衛局に訓練の情報開示と安全の確保などを求めていることを取り上げるとともに、護憲連合として訓練空域下の自治体にオスプレイの配備及び低空飛行訓練の中止を求める要請活動を展開していることにウェイトを置きました。
その中で、「国の専権事項」に逃げ込むことなく「住民の生命・財産を守る」ことを最優先させる自治体の取り組みと連携しバックアップすることの重要性、フライトフランの開示をはじめオスプレイ訓練の情報開示と住民説明の徹底、安全を確保し墜落事故等に対する危機管理対策の確立などを重点に置き、関係市町村による対策会議の設置等を求めていることを強調したつもりです。
集会後には、小田急線大和駅近くの「やまと公園」で屋外集会が開かれ、厚木基地周辺の通り沿いでデモ行進も行われました。この日の行動には計約450人が参加しました。
長野県下におけるオスプレイ訓練は予断を許さない情況にあります。
厚木基地や横田基地…米軍基地を抱える現場の粘り強い反対運動と連携することの大切さを改めて痛感しました。
長野でも頑張らなくては!…とても刺激になりました。
余談ですが…。
当初、「渋谷学習センター」を東京都渋谷区の公共施設と早合点して、気軽にOKしちゃいました。ところが、「渋谷」は神奈川県大和市の小田急線「高座渋谷駅」のこと、とんだ勘違い…でした。
また、大和市で骨董市が催されていることを察知した妻が急遽「一緒に行ってもいい?」と切り出し、結局、車で行くことに。妻は骨董市で掘り出し物をゲットしたようで満足気です。
帰りは、横浜を経由し中華街で食事、とんだ大ドライブとなってしまいました。「カミさん孝行」?です。