長野市は、市民等から「(仮称)幸せ実感モニター」を募り、長野市政に関するアンケートなどによって、市民の意見を聴き、今後の市政運営の参考にしていく取り組みを公表しました。
8日の市議会会派総会で報告があったもので、既に今日付で長野市HPでの募集が始まっています。(写真はフリー素材からのものです)
第5次総合計画策定に合わせ、行政施策の評価や市民意識の推移とその理由等を把握し市政運営に役立てたいとします。
市では毎年無作為抽出による18歳以上の市民5,000人を対象に「まちづくりアンケート」を実施していますが、これを補強補完するため、定点調査方式によるモニター制度を導入するものです。
➡長野市HP「(仮称)幸せ実感モニターを募集します」…募集要項等
★対象は、「長野市内に在住か通勤・通学の15歳以上(H29.4.1時点)で、市政に関心をお持ちの方」とし、15歳以上で長野市民に限定していないところがミソかもしれません。
★期間は、H28年10月からH34年9月までの6年間。転居等によるモニターの継続性の担保に課題を残していますが、取り組みを進める中で対応したいとしています。
★アンケートは、必要に応じ適宜オンラインで実施するため、スマホやパソコン操作が可能な住民に限定されることになります。「イマドキ」といえるのでしょうが、各年代からモニターをフォローできるかも課題といえます。
★当面、100人程度を確保したいとしています。市街地や中山間地域、性別、年代等を考慮してモニターをお願いすることになると思われますが、市政への評価の「質」がきちんと担保されるよう運営されることを望むものです。人口38万人を考えれば、500人くらいのモニターが欲しいところです。事務量は大変になりまが。
★アンケート1回につき500円相当の粗品を進呈するそうです。
「仮称」のままで募集が始まっている意図が不明ですが、私のブログをご覧になっている皆さん、ぜひ、応募し、「幸せ実感モニター」を担っていただきたいと思います。
9月14日が締め切りです。
因みに、私の昨年の市議選での政策スローガン(目指すべき市政)が、「幸せ実感できるまちづくりを」でした。現市政に対するアンチテーゼのつもりですが…。
私を支持し応援していただいている皆さんが、私にとっては「幸せ実感モニター」みたいなものです。
「パクられた」と言うつもりはありませんが、「幸せ実感モニター」はいいネーミングだと思います。手前味噌ですかね…。
このモニター制度が有効に活用され、本当に幸せを実感できるまちづくりが推進されることを願います。
モニターアンケートの内容・中身もしっかりチェックが必要です。