市民ネット、鷲沢市政に注文！続投を「支持」

●鷲沢市長が２期目出馬表明
「元気なまち長野をめざし、道半ばの施策・事業にしっかりと道筋をつけてやり遂げることが私の責務。持てる力すべてを改めて長野市発展のためにささげたい」…鷲沢市長は本会議一般質問に答える形で２期目の出馬意思を表明。選挙は１０月２３日告示・３０日投票です。

●市民ネットは「注文」をつけて「支持」を確認
　さて、私が所属する市民ネットとしては、鷲沢市政４年間を検証した上で、一党一派に偏せず市民党的立場を堅持し、声なき声にも耳を傾け少数意見を尊重すること、情報公開、説明責任をより徹底させ、市民参加・市民合意の市政運営を基本とすること、民間委託・民営化、指定管理者制度の導入にあたっては、市民への丁寧な説明責任による市民合意を図り、サービスの質の向上、雇用の確保に万全を期すことなどの注文をつけて、推薦することを決め、７月３日に市長に申し入れました。

●市長「民営化や指定管理者制度導入で職員の生首は飛ばさない」と言明
市長は「要請事項は基本的なことでその通り、重く受け止める」と表明、また「民営化等にあたり職員の生首を飛ばさないことは当たり前、雇用の確保に全力を尽くす」姿勢を示しました。自ら「青臭いかも…」と断りながらも「誰を選ぶかということより何を選ぶかが大切、その意味で４年間を検証し、次の４年間に何をやるのかを早急にまとめ発表したい」とも述べました。確かに青臭いのかもしれませんが、この率直な「青臭さ」に好感を持っています。もっとも問題は政策の中身ですけれど…。
　本来、私としては「急ぐ必要はない。鷲沢市政の検証を充分に行い、選挙の構図を見極めた上でそれぞれの態度を決める形で良いのでは…」との意見ですが、市民に開かれた市政の実現、現場主義に徹したいとする市長の姿勢を評価、また会派としての統一を図ることから、総体的に支持を決めたものです。

●市民サービスの向上を厳しくチェック
　しかしながら、財政再建問題、新たなごみ焼却場の建設、ごみ有料化、保育所の民営化、指定管理者制度の導入など、充分な市民合意の形成や市民サービスの維持向上に今後暗雲をもたらすことも危惧されることから、一議会人として「是は是、非は非」とする姿勢を堅持し、市民の目線に立って厳しくチェックしていきたいと思います。

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