土曜日から降り続いた雪は17日朝には31㎝の積雪を記録、30㎝超は5年振りとか。確かに最近は雪かきに苦労した記憶がないですね。それにしても16日の日曜日は除雪に追われました。土・日の大雪に幹線道路の除雪は追いつかず、週明けは、至る所で除雪に追われる姿が目立ちました。17日は1日、竹内県議と安茂里地区のあいさつ回りだったのですが、皆さん、除雪に疲れ切った表情でした。それでも「大雪の中、ご苦労様ですね」と声をかけていただけることにホッとします。雪マークが続きます。自然を相手に悪戦苦闘が続きますが、皆さん、ご自愛ください。
今日の臨時議会は、約12億6千万円余の補正予算案を原案通り全会一致で可決するとともに、注目の市民会館の利用を3月末で停止する条例を、賛成多数で可決しました。出席議員39人の内32人が賛成、特別多数議決となる3分の2に必要な26人を超え可決しました。私が所属する市民ネットをはじめ新友会、公明党、政信会の他、無所属議員2人が賛成しました。政信会は、委員会審査では「継続審査」を主張したものの、「継続審査」が否決されたことから、本会議では「賛成」に回ったようです。反対は共産党と無所属議員1人。反対の論拠は、建て替えではなく耐震改修で対応し他の施策に税金を使うべきとするものや、建て替えへの市民合意が不十分であるとするものでした。
市民合意に関しては、まだまだ努力すべき課題です。市側に、市民に情報を周知し意見を聴き続けるという開かれたスタンスが求められていることは言うまでもありません。また、今後、市民会館は第一庁舎と合わせて、中身の議論に移行することになりますが、敷地的に制約がある現在地で、新市民会館に求められる役割・機能をどこまで、どのように盛り込むのか、何を活かし何を我慢するのかといった選択の議論が必要になると思われます。17日の市民会館建設検討委員会には『基本計画の素・素案』なるものが提案されたようですが、多様な意見を呑み込んで「あれもこれも盛り込む」ことになってはいないか、懸念されます。
補正予算の審査では、福祉環境委員会の中で、円高・デフレ対策の趣旨を活かし、前払い金制度を活用し、新年度への繰り越しを最大限減らす努力を求めるとともに、消費者対策やDV対策、自殺予防対策で啓発事業が盛り込まれていることに対し、啓発事業だけでなく、相談機能の拡充や人材育成につながる取組となるよう要望しました。