安茂里地区老人クラブ連合会の春季大会が開かれ、ダイヤモンド婚を迎えた7組、金婚を迎えた14組のご夫婦、そして白寿の3名、米寿の40名の皆さんをお祝いしました。
平柴台在住の白寿を迎えた久保田さいのさんは明治生まれ、「母さんのうた」のモデルになった方で、記念品贈呈の折にはBGMで歌が流されました。
私は挨拶で「戦中、戦後の激動の時代、廃墟から日本の繁栄の礎を築かれた先輩の皆さんに心から敬意と感謝を申し上げたい。物はなく貧しかったけれども、明日に向かい心は豊かな時代であったと思う。今日、物には恵まれているが心が貧しくなっている。無縁社会、孤独社会が社会問題となる中、心豊かに笑顔で暮らすことのできる地域社会を築いていきたい。ぜひとも健康第一で元気に長生きしていただき、私たち戦争を知らない世代に叱咤激励を願いたい」とお祝いの言葉を述べさせてもらいました。
また、懇親会では乾杯の発声をさせていただきました。この折には「私自身はようやく銀婚式、尻にひかれているが、先輩方を模範に仲睦まじく相携えて、まずは金婚式を目指したい。また両親は健在でいるものの認知症で私のことはわからない状態、けれど健在でいてくれることに感謝している。いつまでもお元気で」と少しく自分のことも話させてもらいました。
私にとっては自分の親の世代。どうしても両親と重なります。「歳を重ねる」、「老いる」ということが敬愛される社会を創り出したいものです。
皆さんから大いなる激励をたくさんいただきました。「応援してるからね」との期待に応えられるよう頑張らねば!です。