12日午後、「ご近所の底力を試す訓練」と銘打って小市区防災訓練が行われました。
13時00分、長野県北部にてマグニチュード7.5の地震が発生し、最大震度6強を観測。この地震により小市区も建物の崩壊、道路の決壊、火災の発生が相次ぐ…こうした災害状況を想定しての訓練です。
150人余りの区民の皆さんが参加、家から避難所である安茂里体育館までの避難行動から始まった訓練は、緊張感あるものとなりました。
消防安茂里分署、消防団の指導の下に、消火器の使用やバケツリレーなどの初期消火訓練、DIG訓練、AED使用訓練、煙体験など多彩な訓練が行われました。
訓練開始式では、「東日本大震災から2年7カ月、大震災の教訓を忘れてはならない。地震だけでなく、ゲリラ豪雨や台風の被害にも備えなければならない。向う3軒両隣、声をかけ合い安否を確認し合い、援護を必要とする住民を支え合い、いざといいう時に近所の底力を発揮できるように、訓練を活かしていこう」と挨拶させてもらいました。
また、訓練を機に、水や非常食、懐中電灯、ラジオなどの防災用品、非常持ち出し品を確認することを呼びかけました。