14日、犀川河川敷左岸にジョギングロードを整備する地区要望に基づき、地元の区長さん達と教育委員会体育課の皆さん合同で現地調査を行いました。
昨年11月19日に、小市4区(小市区・小市団地区・園沖区・小市南団地区)の皆さんが市長要望した案件で、「河川敷利用は国河川事務所や善光寺平土地改良区などとの調整が不可欠だが、部分的な整備を含めて検討したい」との市長答弁を踏まえて実施したものです。市長要望からは時間が経ちすぎましたが…。
小市周辺の犀川河川敷左岸は、耕作地域を結ぶ農道や国管理道路があり、地域の散歩道として愛用されています。信越本線犀川橋梁の東には国が整備した「コムラサキの森」が存在し、また犀川右岸に遊歩道が整備されたこともあり、快適なジョギングロードとして整備し、親水も兼ねた一帯整備を求めたものです。
小市上町・新犀川サイフォンから小市橋東までは善光寺平土地改良区管理道路が、小市橋から権現沢合両地点までは農道が、権現沢から犀沢を経て犀川橋梁付近までは国管理道路となっています。
善光寺平土地改良区では、県事業でH25年度から5年かけて用水改修する計画があります。取り付け道路を整備することから、この道路を再利用してジョギングロードの整備につながらないかとの期待もあります。
一方、犀川左岸は護岸工事が完了しておらず、護岸整備計画が国段階で進んでいないことがネックにもなります。左岸は浸食度合いが激しいことから護岸整備を国に求めていくことも必要になりそうです。
この日の合同現地調査で体育課長は「河あり、木陰ありで、ジョギングロードとしての環境は素晴らしい」と述べ、「今後、土地改良区や国と協議を進め、どのような整備が可能か。優先的に整備できる区間などを整理して部分的整備を図る方向で検討を詰めたい」としました。
短期的に整備を図ることは、土地改良区の用水改修工事もあり難しいところがありますが、中期的に構え、粘り強く実現方に努めたいと思います。
安茂里住民自治協議会では、整備された犀川堤防(犀北団地付近から犀川第1グランド付近まで)に沿ってジョギングまたは遊歩道の整備の要望を検討しています。ジョギングロードと遊歩道では行政的には所管が異なるのですが、安茂里一帯での整備を夢見ながら、取り組みを進めたいと思います。