19日、安茂里地区住民自治協議会総会が開かれ、「顧問」(あて職ですが…)として参加しました。120人位の役員の皆さんが集まっての総会です。
住民自治協議会の準備会立ち上げから6年、本格稼働から4年目を迎えます。それぞれの部会の活動はもとより、「アモーレフェスタ」や「手づくりコンサート」などの自主企画も住民参加のもとに展開されています。
安茂里地区は、今年度の市の「地域やる気支援補助金」の交付対象に選定され、「オリジナル防災マップ」の作成に取り組むことになります。安茂里18区すべての防災マップ作成と活用を図るもので、成果が期待されます。
私は挨拶の中で、住民自治協議会に関わるH24年度まちづくりアンケート結果について触れました。「住民自治協議会の活動に参加したことがあるか」との設問に、25%の市民が住自協の活動に参加しているとする一方、40%の市民が「良くわからない」と応えていることや、「住自協にどんな活動に力を入れてほしいか」の設問では、「避難訓練や子供たちの見守りなど安全・安心に関する活動」が約40%で1位に、「地域の活性化や魅力づくりに関する活動」が30%で2位、「地域福祉に関する活動」は約20%で4位となっていること、「住自協の今後のあり方」の設問には、「さらに積極的に活動すべき」と答えた市民が25%に上る一方、「今のままで良い」と現状維持を考える市民が約半数を占めることなどを紹介しました。
住自協の活動を「良くわからない」と答えた市民が4割いることや、防災や子供たちの安全への関心が高いこと、約半数の市民が「現状維持で良い」と答えていることに着目し、住自協の課題をしっかりと洗い出し、今後につなげていくことが大切なのではないかと指摘させていただきました。
「住民自治」は住民が自らを治めること、住民の総意と参画で安茂里地区のまちづくりが進むことに大いに期待しています。
5月10日に予定する市議会の第1回議会報告会のチラシも配布させてもらい、しっかりとPRさせてもらいました。足を運んでいただければ嬉しいのですが、懇親会の場では「議会として報告会をすることはいいことだと思うけど、布目さんの市政報告会に参加しているからいいよ」との反応も…。「市議会として行うことが画期的なんで、ぜひ」とお願いしましたが、複雑な想いです。
約2,700万円に上る年間予算案や活動計画案を承認し新役員を選出、総会は約1時間半で終了しました。意見がなく、いわゆる「シャンシャン総会」に終わったことが、ちょっと残念でした。
その分、懇親会の場では、住民の認知度や参加度、役員の担い手不足、苦労話など住自協の課題について、意見が飛び交っていました。
あとは、鷲沢市長の進退、市長選挙の話です。ポスト鷲沢市長で有力な候補の登場を願っている声が大勢と受け止めています。何とかしたいのですが…。