春闘の山場を迎える中、私鉄県連の春闘勝利!うたごえ総決起集会に参加、エールを送りました。
3月14日・14時が大手組合回答指定日、中小組合は16日・午後3時です。私鉄県連では、スト権投票を行い、98.5%の高率でスト権を確立しています。14年間、賃金は下がり続けています。安倍首相はアベノミクスで賃金上昇を謳いつつも、日経連は「ベースアップの余地なし、定昇も聖域ではない」と冷ややかです。物価上昇に加え消費税増税ではたまったものではありません。
交通産業・公共交通を担う私鉄労働者の賃金水準は、他産別に比べてもかなり低いのが実態です。地方の中小交通では、より顕著です。公共交通の担い手としての誇りを持ちながら働き続ける環境にはありません。大型2種免許を必要とするバス運転手の確保すら厳しい状況に直面しています。
かつての「国民春闘」という言葉は、死語になってしまっていますが、正規労働者と非正規労働者の分断を超えて、広く連帯した春闘の再構築・再現が求められます。
当たり前に働き続け、暮らし続けられる世の中にするために。
この日の私鉄県連の総決起集会は、県内7単組の執行部役員、青年女性が結集し、若い世代の「うたごえ」に乗せ、13春闘勝利に向けた取り組みを意思統一しました。今どきの若者たちの、瑞々しい感性に触れることができました。くじけずにガンバレ!!