25日の最終日は、改選から1年で、議会人事が行われました。
申し合わせで1年任期となっている副議長選挙では、議長・副議長と最大会派である新友会が独占していることに鑑み、対抗する会派で連携し、統一共同候補として、共産党市議団の小林義和議員を擁立、私も推薦人となって選挙に臨みましたが、小林義和議員は13票(市民ネット2・共産5・改革ながの5・無所属1)で、新友会の小林千晴議員26票(新友会19・公明5・無所属2)に及びませんでした。
両氏とも、所信表明では議会活性化に向けた取り組みの実践を取り上げましたが、小林義和議員の方が議会基本条例の意義や議会報告会の早期開催など具体的に取り組むべき課題を鮮明に指摘しました。事前に所信表明の内容を擦り合わせ合意したものです。
緊張感ある議会運営を進める上では、正副議長が同一会派から選出されないことが望まれるところですが、現実の力関係のもとではやむを得ない処です。
しかしながら、3会派が連携し統一共同候補で副議長選挙に臨んだ意味合いは大きいと思います。今後にしっかりつなげていきたいと考えます。
新しい委員会所属では、常任委員会は建設企業委員会と議会運営委員会に、特別委員会は公共交通対策特別委員会に所属することになりました。また、長野広域連合議会に参加するとともに議会報編集委員を務めることになりました。
建設企業委員会では、サッカースタジアム改修、権堂B1地区再開発、再生に向けた権堂A地区・C地区での社会実験、長野駅前広場の整備、中心市街地の活性化、駅東口区画整理事業の推進、上下水道の整備と使用料改定問題などが課題となります。
公共交通対策特別委員会では、新交通システムの導入調査、長野市版交通ビジョンの策定、旧屋代線跡地の活用、地域公共交通網の整備と利便性向上、公共交通への利用転換を課題とし、提案型の審査・討論ができるよう準備していきたいと思います。
また、議会運営委員会では、議会基本条例検証・議会活性化検討委員会でまとめた「答申」に基づく具体化が協議されることになります。
検討委員として参画してきたことを踏まえ、速やかに実行に移せるよう引き続き力を尽くしたいと思います。