6月議会は18日・19日の2日間、付託案件の委員会審議を終えて、22日の最終日を迎えます。
18日の総務委員会は午前9時半からの審議、付託案件は多くはなかったのですが、地域振興部の住民自治協議会への支援、総務部の新第一庁舎・新市民会館の基本設計案、消防局では地域防災計画の見直し、企画政策部では地域公共交通の活性化、財政部はH23年度決算見通しなど、所管する事項について課題山積のもと、午後5時過ぎまで。
請願審査では、中小零細企業における家族労働者の適正な賃金を認めない所得税法第56条の廃止を求める請願について、請願者から直接意見を聴く場面を作りました。請願は否決となりましたが…。
また、議員発議の「大飯原発の再稼働に反対する意見書案」を審査。「地元自治体が再稼働を認めているのだから、口を出すべきではない」との反対にならない反対意見で、結局のところ3対5で否決に。私は当然に賛成しました。
予定していた消防局更北分署の視察は、3月議会に引き続き中止となってしまいました。準備をいただいたにもかかわらずで、関係者の皆さんには大変申し訳ないと思います。
実は先週末、16日の土曜日夕方から宮城県に赴き、17日一杯をかけて多賀城市~石巻市~女川町~南三陸町~気仙沼市~陸前高田市(岩手県)と被災地の現状を視察してきました。震災瓦礫の広域処理の問題をテーマにした調査で、社民党の自治体議員団有志の取り組みです。石巻市では市議の千葉真良さんに、気仙沼市では元衆議院議員の菅野哲雄さんに案内をいただきました。
石巻市では国土交通省の現地視察団と遭遇、羽田雄一郎・新大臣と宮城の地で顔を合わせることになりました。「しっかりと視察し、現地の当事者意見に基づく復興を」と声をかけました。
瓦礫は、1次処理場に集積されているものの、震災した市街地に、「生活」は戻っていません。1年3カ月経った今も尚の厳しい現実に言葉を失い、沈痛な想いで帰路につきました。詳細は改めて報告したいと思います。
というのは、19日朝、コンタクトレンズで左目を傷めたようで、「角膜上皮糜爛」の診断を受ける羽目に。19日は「放射性物質の検査体制の拡充を求める請願」審査で福祉環境委員会を傍聴するつもりだったのですが、断念。診断では結構「重症」とのこと、パソコン使用を控えなければならず、といった具合です。眼鏡を新たに作り直すことにもなってしまいました。あしからず。治療に専念します。
でも、議会活性化に向けた市民ネットの意見を22日までにまとめなければならないし、やっぱりパソコンは使わざるを得ません。