社民党県連合定期大会…参院選必勝へ!県区・羽田次郎参議の推薦を決定

社民党長野県連合は3月22日、長野市内で第33回定期大会を開きました。7月の参院選に向けて、長野選挙区(改選定数1)で現職の羽田次郎参議院議員(立憲民主党)と政策協定を締結し、推薦することを決めました。

今夏の参院選は社民党にとって政党要件がかかった“がけっぷちの選挙”。選挙区で3名の当選、比例区で得票率2%必達を目標に取り組みを進めているところです。

県内では改選となる大椿ゆうこ参議院議員・副党首を重点推薦予定候補とし、3万5千票の獲得を目標にしています。

羽田次郎参議と政策協定結び推薦を決定

羽田次郎参議院議員との政策協定は「第27回参議院議員選挙において、社民党長野県連合と参議院選挙長野県選挙区予定候補者羽田次郎は、憲法を遵守し、安心安全な国民生活と平和な国際社会に貢献するため、以下の政策協定を確認し、当選のために全力をあげる」ことを確認、❶現下の物価高騰から国民生活を守るため、税制の抜本的な見直しを含めた諸施策を公約すること。❷軍事拡大のための防衛費増税に反対することを公約すること。❸選択的夫婦別姓の導入などジェンダー平等を実現する諸施策を公約すること。❹持続可能な社会の実現に向け、気候変動対策及び人口減少社会への対策を公約すること、以上4点の重点政策実現を盛り込んでいます。基本の「き」の確認です。

この政策協定の締結をもって、羽田参議の推薦を満場一致で決定しました。

政策協定を締結した羽田次郎参議は「社民党の推薦に心から感謝する。政策協定の内容をしっかり守り、夏の参院選に臨み、勝利を期したい」と決意を述べました。また消費税減税に触れ「食料品の消費税ゼロの実現の公約も視野に入れ、党内の検討に臨みたい」と述べました。

参院選に向けては、信州市民連合が中心となった「市民と野党の共闘」の実現が大きな課題です。社民党は信州市民連合と連携し野党共闘の実現に役割を果たしていきたいと思います。

食料品の消費税ゼロの実現へ

今日、喫緊の課題は物価高騰で日本のエンゲル係数が30%近くまで急上昇し先進国での一番高くなり生活がしんどく深刻なことです。食料品の消費税ゼロ(4.8兆円)の実現は待ったなしです。野党が一丸になってまとまれば即刻実現する最強最適の生活再建策です。西欧やアジアの主要国も食料品へのゼロ税率を実施しています。ちなみに大企業の内部留保金600兆円に0.8%の課税で財源を確保することが可能なのです。

選択的夫婦別姓の実現、軍拡増税反対の声も大きな運動に

中川博司代表(県議会議員)は、自公政権を少数与党に追い込んだ政治とカネをめぐる有権者の怒りは石破首相の10万円商品券問題で再燃している。政治とカネを徹底追及するとともに、食料品の消費税ゼロ、選択的夫婦別姓の導入、軍拡増税反対の運動を起こしながら政治を変えていこう」と呼びかけました。

また役員改選では全員留任を確認。中川代表の県議会副議長就任に伴い、代表代行に池田幸代副代表(駒ヶ根市議)を選任しました。私は引き続き副代表に就きました。

大椿副党首、長野駅前で街宣、選択的夫婦別姓を問うアンケートも

大会には大椿ゆうこ副党首が参加。国会報告に合わせ、自ら改選となる参院選の予定候補者として決意を述べました。大会後にJR長野駅前で大椿ゆうこ副党首の街頭演説を実施、選択的夫婦別姓の賛否を問うシールアンケートも行いました。23日には松本でも実施たことから集計結果は改めて。

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